北朝鮮の最高指導者、金正恩氏を揶揄したニックネームが中国で検索禁止になったと、時事ドットコムなどが10月13日に報じた。金氏の3代目の太っちょを意味する「金三胖」という単語で、中国の検索サイト「百度」や中国版ツイッター「微博」で検索禁止となっているという。
北朝鮮との関係冷え込みを受けて、中国のネット上では「金三胖」という隠語が頻繁に使われていた。現在、百度で「金三胖」と入力すると「関連の法律や政策に合わない可能性があります」と表示され、検索できなくなっている。
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■北朝鮮側の禁止要請に応じた可能性も
労働党創建70周年記念行事出席のため、9日から12日にかけて、中国の劉雲山・政治局常務委員が公式訪朝した。劉氏は、金氏との会談で中朝の協力強化を確認。金氏の個人崇拝を進める北朝鮮は北朝鮮は中国のネット上の中傷表現にかねて懸念を示していた。宣伝を統括する劉氏が、北朝鮮側の禁止要請に応じた可能性があると見られている。
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