任期満了に伴う宮城県議選が10月25日、投開票された。定数59。自民党は選挙前の31議席から27議席と4議席減らした。公明党の4議席と合わせて過半数を確保した格好だ。一方で、共産党は8議席を獲得。改選前の4議席から倍増させ第2党となった。毎日新聞などが報じた。
選挙の主な争点となったのは、東日本大震災からの復興加速や、地域振興策。与党側が経済政策や復興事業の成果を強調したのに対し、野党側は安保関連法や環太平洋連携協定(TPP)など、安倍政権への批判で対抗した。
宮城野選挙区で党として初の議席を獲得した共産新人の大内真理さん(37)は、「安倍政権への怒りが当選へと押し上げてくれた」と述べた。
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NHKニュースによると、投票率は40.03%。各党の獲得議席は以下のとおり(カッコ内は選挙前の議席数)。
自民:27(31)
民主:5(7)
公明:4(4)
維新:1(2)
共産:8(4)
社民:1(4)
元気:0(0)
無所属:13(7)
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