[アンカラ 24日 ロイター] - トルコ軍機は24日、シリア国境付近で軍用機を撃墜した。軍用機はトルコの領空を侵犯、トルコ軍の警告を無視した、という。トルコ軍高官がロイターに明らかにした。
トルコ大統領の関係者は、トルコ軍が撃墜したのはロシア製「SU─24」と述べた。同筋はまた、撃墜したのはトルコの領空を侵犯したからであり、軍事上の取り決めにのっとった行動だった、と強調した。
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関係筋によると、トルコのエルドアン大統領は既に、事件について軍トップから説明を受けており、後ほどダウトオール首相と会談する。
一方、ロシア通信社RIAによると、ロシア国防省は、撃墜された軍用機はロシア機だと認めたが、領空は侵犯していない、と主張した。
【UPDATED】2015/11/25 1:08
■軍用機撃墜、特定の国を対象とした行動ではない=トルコ当局者
[アンカラ 24日 ロイター] - トルコ当局者は24日、同国軍機が領空を侵犯した軍用機を撃墜したことについて、特定の国に対する行動ではなく、軍事上の取り決めの範囲内で主権を有する領域を守るため取った措置だとの見解を示した。
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