岐阜県美濃加茂市の観光協会が制作したスタンプラリーのポスター(画像)に、胸を強調した萌えキャラが使われていることに、「セクハラ」などの批判が相次ぎ、協会が駅から撤去した。朝日新聞デジタルなどが報じた。
ポスターは、白鳥士郎さんのライトノベルを原作としたTVアニメ「のうりん」とコラボしたもの。この作品の舞台のモデルが、美濃加茂市の県立加茂農林高校だった縁で、観光ポスターに採用されたという。
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今回のポスターに描かれたのはヒロインの一人、畜産専攻の良田胡蝶(よしだ・こちょう)というキャラクター。作業着から巨大な胸がはだけている様子が描かれている。アニメ版公式サイトには、「巨乳の持ち主で、重度のツンデレ」と書かれている。
11月4日、公式ツイッターにポスターを投稿すると、下旬になって「女性の目から見て不愉快」「会社に貼ったらセクハラ」との批判がツイッター上で相次いだ。これを受けて、11月29日には、唯一掲示していたJR美濃太田駅からポスターを撤去した。
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キャラクターを起用した街おこしを巡っては、三重県志摩市が公認していた海女のアニメ風キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」に対し、「性を強調する描き方だ」などと海女たちが反発。同市に公認撤回を求める署名が提出された結果、公認を撤回している。
■ポスター撤去へのネットの反応は
今回のポスターをめぐる一連の報道を受けて、ネット上ではさまざまな意見が出ている「セクハラとは思わない」とする声の一方で、「ポスターには不向き」「そもそも作中でも性的なPRを認めていない」などと、疑問を呈する声も多かった。
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