火星をスマホでぐるりと見渡せる 探査機キュリオシティがすごい画像を送ってきた

クリックしてドラッグすると360°見回せる、インタラクティブ画像。

火星に興味がある? 移住を決める前にまずは360°写真で火星体験をしてみよう。

1月30日、NASA(アメリカ航空宇宙局)は火星探索機「キュリオシティ」が撮影した画像を、キュリオシティのFacebookで公開した。

画像はインタラクティブで、クリックしてドラッグすると360°見回せる。

Use your smart phone to explore Mars with me in 360 degrees. #FromWhereIStand

Posted by NASA’s Curiosity Mars Rover on 2016年1月30日


動画は砂丘で撮影されていて、砂粒や岩、それにキュリオシティも写っている。そして「スマホを使って火星を360°探検しよう」というメッセージが添えられている。

写真がどうやって撮影されたかは公表されていない。しかし、NASAは1月29日にキュリオシティが自撮りした写真も公開していて、2つの写真の構成がよく似ているので、今回の画像も同じようにキュリオシティのアームカメラで撮影したのではないか、という推測する声も聞かれる。

1月29日にNASAが公開した、キュリオシティの自撮り写真。

これ以外にも、キュリオシティは2枚の自撮り写真撮影つなぎ合わせたパノラマ写真も作っている。

キュリオシティが初めて火星に着いたのは、2012年8月6日だ。最初のミッションは「微生物が生存できる環境が、火星に存在したかどうかをつきとめる」こと。約1カ月半後の9月27日に、太古の川床の跡とみられる堆積岩を発見した。

ここ2カ月は、砂丘や、バグノルド砂丘地帯の風の吹き方を調査するため、キュリオシティはひたすら砂をすくっているという。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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