一ノ瀬文香、楽しんごに助言 両親への“カミングアウト”は「少しずつ伝えて」
タレントの一ノ瀬文香が26日、都内で行われた自叙伝『ビアン婚。』出版記念トークイベントに登場。一ノ瀬は、自身初となる著書の出版に「(女性が好きになる前の)高校生までの自分の人生を話すのが、私にとってナーバスなことだった。でも、同性だろうが関係なく恋愛をするってことを伝えたくて、覚悟して書きました」と思いを明かした。
一ノ瀬はイベントで、同性婚は合憲という連邦最高裁判所判決を勝ち取った米弁護士のエヴァン・ウォルフソン氏と“同性婚の法制化”に向けたトークを展開。一ノ瀬が「ひとりひとりが差別なく生きていけることが大切なこと。日本でも本質的に話をしていってほしい」と力を込めると、エヴァン氏も「我々に必要なのは、一ノ瀬さんのように自分たちのことを伝え、それぞれが尊重することだと思う」とエールを送った。
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イベント終盤には、観客として来ていた楽しんごも急きょトークに参加。楽しんごが「親が昭和の生まれで『早く、しんごの孫を見たい』っていうので、なかなか『男の子好きなんだ』って言えない」との相談を投げかけると、一ノ瀬は「少しずつ伝えていくのがいい。(男性)の恋人を両親に紹介して、一緒にご飯を食べるとかして、その空気感で伝えていくのはどうですか?」とアドバイスを送っていた。
同書は、幼少期から性の目覚め、女性同士の恋愛事情、週刊誌でのカミングアウト、パートナーの杉森茜との結婚式を挙げるまでの半生をつづった作品。イベントにはそのほか、りあるキッズ安田が登場した。
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