スペイン発のファッションブランド「ZARA」の最新コレクションに注目が集まっている。
ZARAは、最新コレクションで「ジェンダー・ニュートラル」(性的の区別がない)な服のライン「Ungendered」を発表した。Ungenderedは、手頃な価格のラインで、みんなが着られるTシャツやジーンズ、スウェットなどが展開されている。
ZARAのサイトには、同じ服を着た男女の写真が見られる。
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イギリスでは、このような取り組みが始まっている。高級デパート「セルフフリッジズ」は、ジェンダーのないポップアップ店をオープンした。
ディスカウント百貨店チェーンの「ターゲット」も、性は2つに区別できるものではなく幅があるものだとして、店舗において性別を特定する展示を徐々に廃止している。
ZARAの親会社であるアパレルメーカー、インディテックスは以前から、プチプラブランド「プルアンドベア」でジェンダーのない服を提供してきた。
このような動きは進歩的であるが、大きな小売チェーンのこのような商品ラインは、多くの場合、女性も着られる典型的なメンズアイテムだ。ドレスやスカートは含まれていない。
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もし、Ungenderedが性的の区別がないことを意味するなら、 なぜ2つの性のモデルのみが服を紹介するのだろうか。
もちろん、こういった取り組みは正しい方向に進んでいる。ZARAには、できれば次のコレクションでは、もう少し性の多様性を取り入れてくれることを願う。
Ungenderedは現在、ZARAのサイト上で見ることができる。
この記事はハフポスト・カナダ版に掲載されたものを翻訳しました。
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