森喜朗氏、がん手術を受けていた「痩せるような思いで頑張っている」

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は3月28日、最近がんの手術をしていたことを明らかにした。
時事通信社

2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相(78)は3月28日、最近がんの手術をしていたことを明らかにした

産経ニュースによると、森氏は自民党東京都連の会合であいさつし、以下のように発言したという。

「(体重が)100キロ以上あったが、今はもうこんなに痩せてしまい、今日、量ったら85キロだ。苦労して痩せたというか、がんの手術をしたばかりだからだ」

森元首相、最近のがん手術を告白 「100キロあった体重が85キロ」 都内の会合で - 産経ニュースより 2016/03/29 07:10)

その上で森氏は「このままどれだけ持つか分からないが、東京都のために、オリンピックのために、痩せるような思いで頑張っている」と述べた。

また同日、森氏は都内で開かれた味の素との協賛社契約の記者会見にも出席。「食べることや補助食品がなぜ必要か、自分の体で痛切に感じている」「このまま消滅してしまうのだろうが、それまでは頑張らないと。やはり食べないということが痩せることにつながっている」と述べるなど、自身の健康問題に触れる一幕があった。

森氏はこれまでにも2002年に前立腺がん、15年3月に肺がんの手術を受けている

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