「パートナーと別れた12の原因」離婚経験者たちは振り返る

「問題が起きたら、言い争いを恐れてだまっていてはダメだと思います」
Couple holding torn photograph
JGI/Jamie Grill via Getty Images
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「別々の生活をするようになった」「自然に心が離れていった」。離婚を経験した人に「どうして別れたの?」と聞くと、大抵こういった答えが返ってくる。だけどその背景には、それ以上の理由がある場合が多い。本当に別れるきっかけになったのは何だったのかを、ハフポストUS版が離婚ブロガーや読者に聞き、その中から、12の「別れる原因」をまとめた。

1. 結婚生活を優先させなかった

「お互いを最優先にする努力をしませんでした。ふたりの関係を、生活の中で一番大切にしなかったんです。彼はいつも仕事やゲーム仲間を優先しました」-ブレン・ヒル

2.愛情を込めて話せなかった

「どちらかに責任があったわけではなかったと思います。彼と私はとても違っていて、お互いに違う言葉で話していました。時々『愛情を込めて話す方法』を学べばよかったな、と後悔します。

話していてもお互いを理解せず、相手の努力に感謝しないことがよくありました。自分がおかしいんじゃないかと感じることもしょっちゅうありました。カウンセリングで話し合いましたが、結局改善しませんでした。最初から、同じ言葉で話そうとしなかったからです」-ローラ・リフシッツ

3. お互いへの信頼を失った

「私たちは『オープンマリッジ(合意の上で、配偶者以外と性的関係を持つ結婚)』を選択しました。その結果、お互いへの信頼や親密さといった、結婚に何より大切な土台を失ったんです。パートナーというよりルームメイトのようになっていました」-エイミー・クリスティーン

4.きちんと話し合わなかった

「私たちは、あまりコミュニケーションが得意ではありませんでした。そして難しい問題に直面すると、率直に話し合うのではなく、一人で決断することを選びました。今考えると、それは、言い争いになるのを恐れていたからだと思います。言い争いをして気まずくなったり、それが離婚の原因になったり、一緒にいない方がいいという考えになってしまうのが嫌だったんです。

でも、難しいことを話し合わないでいると、親密さが薄らぐようになりました。争うことを恐れるようになり、相手に依存する性格がひどくなってしまったんです。愛だけで全ては解決できないと実感しました。だから今の結婚では、何か問題があると感じる時は、話し合いをして何が原因なのかを考えるようにしています」- クリス・バーチャー

5.友達の関係がなかった

「私たちは、友人関係を築こうとしませんでした。そしていつも、他の人や、やりたいことを優先していました」-タマラ・バスカーヴィル-ドラン

6.結婚を続ける努力をしなかった

「一番の原因は、私が最善の努力をしなかったことです。相手が私の必要としていたものを与えてくれない時もありました。だけど本当の問題は、私がもっと結婚に力を注げたのにそうしなかったことです」 ー アル・コロナ

7.どちらか一方だけが家事をした

「お互いに対する、信頼や配慮が欠けていたと思います。夫は、こまごました家事をやろうとしなかったし、出来ないと思っていました。だから、私がすべての家事をやりました。

だけど、私だって世話を焼いてほしかった。いつも、しっかりした女性でいたいわけではないんです。ある専門家が「結婚には、お互い甘えられる場所が必要だ」と言っていました。私にはその場所がありませんでした」-スーザン・ジェサップ

8. 冒険心が足りなかった

「何か新しいことに挑戦しようとしませんでした。毎晩家で過ごし、夜のデートといえば、ピザを頼んで家でテレビを見るくらい。家の近くには、山や湖がありますが、自然の中を歩き回ったり、美味しいレストランを発見しようとしたりしませんでした。

同じことを続けているとうんざりしてきます。そのうち結婚にもうんざりするようになりました。そうすると、他の人の方が魅力的に感じるようになってしまったんです」-チェルシー・ドルト

9.ふたりとも頑固だった

「結婚していると、時々思いやりを忘れてしまうことがあります。妻と私は、自分が必要としているものを相手に伝え、そして相手が先にアクションするのを待ちました。まるでにらめっこしているみたいに。頑固さでお互いを縛り付け、身動きが取れなくなってしまったんです」-ビル・フラニジン

10.若すぎた

「私たちは、とても若い時に結婚しました。大人になりきっていなかったので、嵐のような結婚生活になりました。相手の立場に立って考えようとせず、まるで弁護士のように声をあげ、指をさして、自分が正しいと証明しようとしました。とても自己中心的だったと思います。ふたりとも、人間関係を築く上で大切な、寛容さや忍耐、理解力が欠けていました。結局、30歳になる前に、離婚書類に署名することになりました」-ニコル・レーヴァリー

11.同じ将来像を描いていなかった

「私たちの結婚で欠けていたのは『一緒に成長したい』という思いです。同じ目標を共有せず、意見がわかれると、争いになりました。カウンセリングをしても、その問題は解決しませんでした。共通のビジョンがなかったので、結婚という旅は失敗に終わりました」-ビル・ダグラス

12. お互いの存在を、当たり前だと考えた

「結婚した後、ふたりの関係に意味を感じなくなり始めました。ロボットのように、機械的に一日を過ごしていると感じるようになりました。表面上は幸せでも、いつの間にか二人は別々の人間になっていきました。以前に築き上げた結びつきや、夫婦としての関係がなくなり、私たちは不幸になりました。

離婚した今、私たちを結びつけているのは子育てだけですが、それがとても最も意味のある関係になっています」-エイミー・ジョンソン

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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