朝の通勤ラッシュの東急田園都市線で、乗客が顔をドアにぶつけて窓ガラスが割れる事故があった。
東急電鉄広報部によると、9月2日午前7時48分ごろ、東急田園都市線の用賀駅(東京都世田谷区)で、中央林間発清澄白河行き準急電車(10両編成)が、停車直前に車両が揺れたという。その際、5両目でバランスを崩した人に押され、ドア付近にいた男子高校生が窓ガラスにぶつかり、頭や鼻の脇に傷を負った。高校生は病院に運ばれたが軽傷という。
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事故で窓ガラスが割れたため、東急電鉄は段ボールなどで応急補修し、乗務員を添乗させた。
電車は用賀駅で25分停車した。朝のラッシュ時間帯で、後続の列車にも遅れが出るなど影響が出ている。