部屋中に目覚ましの音が鳴り響いている。起きなきゃいけないのはわかっている。でもあの音を聞くだけでイライラする。いっそ壁に向かって投げつけたい。
そんなつらい朝を迎えることがなくなるかもしれない。
イギリスのデザイナー、ジョッシュ・リヌーフ氏がつくった「The Barisieur(バリシャー)」は、セットした時間に、あなたのためにコーヒーを入れてくれる画期的な目覚ましだ。「起きなければいけない」ではなく、「目覚めたい」という気持ちにさせてくれる、まるで「天使のような存在」と言っても、決して大げさではないだろう。
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リヌーフ氏は、バリシャーのアイデアを2014年に発表した。その後、研究と実験を重ね、クラウドファンディングで資金集めて、2017年9月に発売が決まった。
寝る前に水とコーヒーの粉を所定の場所にセットし、アラームを設定する。コーヒーを入れ始めるタイミングは、「アラームが鳴る前」、「アラームと同時刻」、「アラームが鳴った後」の3つから選べる。バリシャーには、コーヒーの粉、ミルク、砂糖を保管する引き出し、それに携帯電話を充電するためのUSBポートまでついている。
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値段は420ドル(約4万4000円)と安くはないが、コーヒーの香りは目覚めを助けてくれるという研究結果もある。幸せな気持ちで目覚められるなら、払う価値はあるかもしれない。それに、今クラウドファンディングのインディーゴーゴーで事前予約すれば、299ドル(約3万1000円)で手に入れられる。
バリシャー紹介動画(英語)
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ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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