サッカー日本代表、タイに2-0で勝利 ハリル監督「もっと得点できたはず」(画像集)

雨の中、新たに先発で起用された選手がゴールを決めた。

サッカーの2018年ワールドカップ・ロシア大会アジア最終予選で、日本代表は9月6日、敵地でタイ代表と対戦し、2-0で初勝利を挙げた。

初戦のUAE戦に敗れた日本は、岡崎慎司(レスター)や清武弘嗣(セビージャ)を先発から外し、浅野拓磨(シュツットガルト)、原口元気(ヘルタ)を起用した。雨の中、新たに先発で起用された選手がゴールを決めた。

世界ランク120位のタイに、49位の日本は序盤から積極的に攻め込む。前半18分に、右サイドからのセンタリングを原口元気(ヘルタ)が中央付近でヘディングで合わせて先制ゴール。

後半30分には、長谷部のスルーパスを、中央に走り込んだ浅野が受け、キーパーと1対1の状況を制して追加点を挙げた。代表初ゴールを挙げた浅野は「長谷部さんがいいボールをくれた。触れば何とかなると思った。やっと入って良かった。残り試合も勝つしかない」と話した

日本は1勝1敗となり、初の勝ち点3を得た。次戦は10月6日、ホームでイラクと対戦する。

「若さ、フレッシュさをもたらしたくて」と、原口、浅野らを起用した狙いを明かしたハリルホジッチ監督は、以下のように振り返った。(産経ニュース

第1戦の後、チームにはすごくプレッシャーがかかっていた。勝利はよかったが、こんなに決定機を作ったのだからもっと得点できたはず。今後の試合ではこんなに決定機はないはずだから、心理面やメンタル面をもっと鍛えないといけない。

UAE戦の敗北の教訓からサイド攻撃を多用した効果について、本田(ACミラン)は「狙い通り」としたが、こう振り返った。(朝日新聞デジタル

でも全体的には修正するところも多かった。今日は前の試合より良かったが、試合をコントロールする場面で、慌てて前へ行くのではなく、というところ。選手が成長して読んでいかないといけない。

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