福島県沖を震源とするM7.4の地震が11月22日に発生し、宮城県・福島県の太平洋沿岸に津波警報などが発令されたことを受けて、スマートフォン向け「ポケモンGO」公式Twitterは同日、東北地方の沿岸部でポケモン「ラプラス」の出現を停止すると発表した。
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「ポケモンGO」を運営するナイアンティック社は11月11日から23日までの予定で、見つけることが難しいレアなポケモン「ラプラス」が、東日本大震災の被災3県の沿岸部で現れやすいようにしていた。観光客を増やそうと、宮城県が同社に相談し、実現した。
今回の地震では福島県中通りや浜通り、茨城県北部、栃木県北部で震度5弱を観測した。その後、福島県と宮城県の沿岸に津波警報、東北から関東の広い範囲で津波注意報が発令された。
22日12時50分現在、太平洋沿岸に発令されていた津波警報、津波注意報は全て解除された。気象庁では、「今後もしばらく海面変動が続くと思われますので、海水浴や磯釣り等を行う際は注意してください」と注意を呼びかけている。
■気象庁「今後1週間程度、最大で震度5弱に警戒を」
気象庁の担当者は22日午前11時の記者会見で、今回の地震と津波について説明。担当者によると、「今後1週間程度は、同じ規模の地震が起きるおそれがあり、その場合は最大で震度5弱程度の揺れを伴う地震が起き、再び津波が発生する可能性もある」という。
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その上で、「特に地震の発生から2〜3日程度は、規模の大きな地震が発生することがあるので注意してほしい」と、引き続き警戒するよう呼びかけた。
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