キム・カーダシアン強盗事件、容疑者十数人逮捕　本人は今も立ち直れず...

タレントのキム・カーダシアンがパリのホテルで銃口を突きつけられ被害にあった事件で、十数名がフランス警察に逮捕されたと複数の海外メディアが報じた。

カーダシアンはフランス・パリで2016年10月3日未明、警官を装った男たちに襲撃された。男たちはカーダシアンに銃を突きつけ、手足を縛った上で浴室に監禁したという。当初、被害総額は1000万ドル（約11億円）と報じられていたが、その後、770万ドル（約8億9000万円）、560万ドル（約6億5000万円）などと報じられている。

AFP通信は、事件に関与した容疑で16人が逮捕され、現在警察で尋問を受けていると速報で報じた。逮捕者が15人、17人との報道もある。

警察の情報筋によると、キム・カーダシアンさんのパリでの強盗事件で16人が逮捕された。

17人が逮捕されたと報じているロイターによると、犯行現場に残されたDNAの痕跡が逮捕につながったという。事件当日、5人の襲撃者が警察章のついた服を着て、午前3時ごろ高級アパートメントホテル内にいたカーダシアンを襲った。男らはスキーマスクをかぶっていたという。カーダシアンは、フランス・パリで開催されたファッションウィークのために滞在していた。

パリで銀行強盗にあったキム・カーダシアン

事件が起きたパリのトロンシェ通りにある高級住宅の玄関前に報道陣が立ち並ぶ

カーダシアンは2016年1月、リアリティー番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」新シリーズのプロモーション動画で強盗被害について初めて語った。「彼らは背後から撃とうとしていました。でも逃げ場がありませんでした。考えるだけで動揺してしまいます」と、涙ながらに語った。

カーダシアンは無傷だったが、事件後ショックから立ち直れずカウンセリングを受け続けているという。

ハフィントンポストUK版より翻訳・加筆しました。

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