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2017年07月21日 01時18分 JST

警察の懲戒処分、最多は「異性関係」。どんな不祥事が起きた?

警察庁が7月20日に発表した、2017年上半期(1月〜6月)に警察官や警察職員に対する懲戒処分数の中で、一番多かった理由は「異性関係」だった。

kei yoshikawa

警察庁は7月20日、2017年上半期(1月〜6月)に懲戒処分を受けた警察官や警察職員が122人だったと発表した。この中で、一番多かった理由は「異性関係」だった。

懲戒処分は4種類あり、重い順に、警察官を辞めさせられる「免職」、一定期間職務につけず給与ももらえない「停職」、給料が減額される「減給」、口頭や文書本人を戒める「戒告」。

処分別の人数は、免職12人、停職35人、減給56人、戒告19人だった。

都道府県ごとの内訳を見ると、福岡県警と警視庁が12人で最多。神奈川県警が9人、大阪府警が8人と続き、規模が大きく職員数が多い地域が上位に並んだ。

処分の理由で一番多かったのは、「異性関係」の39人(前年同期10人減)で、このうち4人が免職となった。次いで「窃盗・詐欺・横領等」の25人(同7人減)、「交通事故・違反」19人(同5人増)が続いた。

時事ドットコムによると、「異性関係」の内容は多い順に、盗撮13人、強制わいせつ10人、セクハラ6人だった。

逮捕者は昨年同期と比べて8人減り、29人となった。

■「異性関係」の不祥事、強制わいせつや飲み会のセクハラ

懲戒処分を受けた人数が最多となった「異性関係」の不祥事。主なものは次の通り。※年齢、肩書きは処分当時

▽駅で女性に強制わいせつ

4月30日に東京都江東区の都営新宿線大島駅の階段で、女性の体を触ったとして、警視庁渋谷署生活安全課の男性巡査部長(37)を同庁が強制わいせつ容疑で逮捕

⇒免職(6月2日付)

▽デパート内で盗撮

2月18日に東京都豊島区のデパート内で、バッグに隠し持った小型カメラで女性客を盗撮したとして、群馬県警の30代の男性巡査部長を迷惑防止条例(盗撮)違反の疑いで警視庁が書類送検

⇒減給6カ月、辞職(3月30日付)

▽知人女性の体触る

2016年12月11日に知人女性の体を触ったとして、千葉県警警務課の男性巡査長(35)を強制わいせつ容疑で書類送検

⇒停職3カ月、依願退職(3月23日付)

▽課内の飲み会で過度なセクハラ

2015年9月に福岡市内で開いた福岡県警留置管理課の飲み会で、同僚女性の羽交い締めにし、3分間に渡って体を触るなどしたとして、同課の58歳と57歳の男性警部補を強制わいせつ容疑で書類送検

⇒停職1〜3カ月、2人とも依願退職(3月2日付)

2人のわいせつ行為を助けた男性巡査部長(30)は減給3カ月

■関連画像集「警視庁犯罪抑止対策本部のツイート集」


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