アメリカの雑誌「ローリングストーン」の8月号表紙を、隣国カナダのトルドー首相が飾った。
(ROLLING STONE)
タイトルは「ジャスティン・トルドー。なぜ彼は我々の大統領になれないのか」。
シャツの袖をカジュアルにまくったトルドー大統領は、机に寄りかかって何かを言いたそうな目でこちらを見つめる。
トルドー首相にインタビューした同誌のスティーブン・ロドリック氏は、首相を自国のトランプ大統領と比較。政策やマイノリティ、メディアへの姿勢など、ふたりの違いは多岐に及ぶと書く。
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例えばトランプ大統領は、2016年大統領選での自分のチームとロシアとの関係についての調査を批判し、それを報じるメディアをフェイクニュースと呼ぶ。
一方、カナダの記者会見に出たロドリック氏は、トルドー首相が記者に伝えた言葉が、トランプ氏と正反対だったと綴る。
「トルドー首相は記者たちにこう言った。『良い民主主義のために、政治家とメディアの議論は欠かせません。あなた方がベストを尽くしている働いている姿を見ると、我々も最善を尽くさなければいけないと感じます。たゆまぬ努力に感謝します」
このトルドー首相の姿勢に、ロドリック氏は「ここはナルニア国?」と皮肉。「いや、ワシントンD.C.からたった560マイルはなれたオンタリオ州のオタワだ」と書いている。
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ふたりを比較した後、同誌は自国の大統領より隣国の首相が魅力的だと感じたようだ。Twitterにこう投稿している。
「トルドーはカナダを再び素晴らしい国にしようとしている。トランプとは違う方法で」
ハフポストカナダ版に掲載された記事を翻訳しました。
▼自撮りに応じるトルドー首相(画像集)▼
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