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2018年03月18日 22時30分 JST

ポジティブをこじらせて

シーソーは、一方に重みがかかると、反対側が持ち上がる。同じように、ポジティブに考えれば考えるほど、ぐぐっと「ネガティブ感情」が心の中で急上昇する。

えるあき

会社を辞めた理由って時間が経てば経つほど、くっきりする。

この3月で会社を辞めて1年経った。理由は色々あったけど、「ポジティブをこじらせた」ことが大きいのかも。

「やっベー私ゼウス」って思うけど...

いつからかわからないけど、何が起きてもポジティブに考えてる。

失敗しても「これが学びになる!」とか、嫌いな人がいても「嫌いな人は私の鏡だから、いいところをみないと」とか。

でも、実際の私は自分に自信がないので、失敗すると「なんでこんなに私はダメな人間なんだ」とか、嫌いな人がいると「嫌いな人は私の鏡だから私も嫌われているんだ」と考えてしまう。

極端な性格なこともあって、思考回路は、120%のポジティブ思考「やっべー私ゼウス!!」か、120%のネガティブ思考「今すぐ塵になって消えたい」のみ。

何がしんどいって、この落差の激しい思考が常に頭の中でシーソーしてること。

えるあき

「なんで、こんなにポンコツなんだよ」

保育士から会社員に転職して数ヶ月、何もできない自分がいた。

でも、壁にぶつかるたび、「今が学びのとき」「数ヶ月経てば神がかった技を発揮するはず」とポジティブに乗り越えようとする。

でも、それと同時に「はぁ、またダメだ。なんでこんなにポンコツなんだよ」、「きっと周りの人みんな私の退職を望んでいる」とネガティブ言葉が頭の中を駆け巡る。

それから、数ヶ月後。

私は残念ながら何も成長できなかった。

でも、ポジティブな思考は止まらない。

「大丈夫、大丈夫。まだまだこれからだよ」

「みんな同じように壁にぶつかるから、こっから頑張れ!」

「なんでもできる。なんでもできる」

同じにように、ネガティブな思考も止まらない。

「会議で口を開けばみんなが嫌な顔するから黙っていないとダメだ」

「ほら、どんどん必要無い人間になってる」

「会社にとって私は給料泥棒」

気づけば、大きな円形脱毛症がいくつもでき、毎晩22時きっかりに蕁麻疹が出るようになった。

そして、会社のエレベーターをみると涙が溢れ、一度トイレに行くとオフィスに戻るのがいやで、トイレから出られない。

つい、「ポジティブに考えようよ」って言っちゃうけど

10人に不安な気持ちや悩みを打ち明けると、8人ぐらいに「ポジティブに考えないとダメだよ〜」と言われる。

私も今までそうやって人にアドバイスしてきた。

でも、「ポジティブに考えよう」という気持ちが大きくなればなるほど自分への期待も膨らみ、望んでいた結果がでなかったときには奈落の底に落とされる。

シーソーの一方に重みがかかると、反対側が持ち上がるみたいに、ぐぐっと「ネガティブ感情」が心の中で急上昇する。

その繰り返しが、身も心も蝕んでいくことを身をもって知った。

ぐるっと回って、最後は。

ポジティブ思考も大事だけど、ポジティブ思考を頑張ることは、大事じゃない。

ポジティブ思考を頑張り続けると、くるっと回転してネガティブ思考が強くなる。

でも、そういう自分を受け止めて、抱きしめて、優しくしてあげることで、今前に進めてる。

もし今、ネガティブとポジティブの狭間で辛い思いをしているなら、「時間がかかってもいいんだよ」、「失敗しても、成功しても大好きだよ」って自分に言えるといいのかも。

えるあき