渡辺直美がNY国連本部でショー披露「勇気を与えられる存在になれたら」

「私自身が“自分らしさ“を発信していくことで背中を押したい」

お笑い芸人でタレントの渡辺直美さんが5月31日夜(日本時間6月1日午前)、にアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれた「TGCファッションセレモニー at 国連ニューヨーク本部」(国連の友Asia-Pacific主催)に登場し、Nikiさん、八木アリサさん、堀田茜さん、藤井サチさんらとともに、ステージを颯爽と歩いた。

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TGC(東京ガールズコレクション)は、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から開催しているファッションイベント。ニューヨーク国連本部で開くのは初めてで、日本の女性の力強さや文化(ガールズカルチャー)の発信と若い世代へのSDGs(持続可能な開発目標)の認知拡大という狙いがあったという。

「私自身が"自分らしさ"を発信していくことで背中を押したい」

渡辺さんは、見た目や体型にとらわれず、「自分らしい人が一番美しい」というメッセージを発信していることが、海外メディアから注目されている。この日のショーのあと、国内外のメディアの取材に対して、「想像していたよりも(ニューヨークのお客さんに)温かく受け入れてもらえて嬉しかったです」と話した。

その上で、「自分のやりたいことができなかったり、意見が言えなかったりする人たちもいると思います。そんな人たちが一歩踏み出せるように、私自身が"自分らしさ"を発信していくことで背中を押したい。勇気を与えられる存在になれたら」と話した。

渡辺さんは、Instagramのフォロワー数が約800万人。女性は痩せている方がいいという固定観念を覆し、日本女性に勇気を与える存在として、ワシントンポスト紙などで取り上げられてきた。VOGUEアメリカ版は渡辺さんを「日本版ビヨンセ」と称し、世界中の女性をインスパイアし続ける存在として紹介した。

VOGUEイギリス版のインタビューでは、「私が私であるのは、私が直美だから。どこで生まれたかは関係ない。そんな風に考える社会になって欲しい。私はただ、自分を個人として見て欲しい」と答えていた。

ハフポスト日本版では、「女性のカラダについてもっとオープンに話せる社会になって欲しい」という思いから、『Ladies Be Open』を立ち上げました。

女性のカラダはデリケートで、一人ひとりがみんな違う。だからこそ、その声を形にしたい。そして、みんなが話しやすい空気や会話できる場所を創っていきたいと思っています。

みなさんの「女性のカラダ」に関する体験や思いを聞かせてください。 ハッシュタグ #ladiesbeopen#もっと話そうカラダのこと も用意しました。 メールもお待ちしています。⇒ladiesbeopen@huffingtonpost.jp

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