2018年06月14日 11時30分 JST | 更新 2018年06月14日 11時32分 JST

「コロッケ」が家庭料理から45%も減少。一体なぜ?

共働きなら"頼ってラクする"イマドキ家事

日々の仕事や育児に追われ、気づけば毎日同じようなメニューが食卓に並ぶ生活。そういえば、最後に揚げ物をしたのはいつだったろう? 共働きが増えた現代、家庭料理の変化と、家事を効率的にこなす方法を探りました。

■コロッケが家庭料理から"絶滅危機"? 揚げ物全般が家庭料理から消えつつある

パナソニック(株)

2018年4月にパナソニックが既婚男女1000人を対象に実施した「食卓の変化実態調査 byラクテク*」によると、「現在よく食卓にあがる家庭料理」は、1位:カレーライス、2位:から揚げ、3位:ハンバーグという結果に。長年愛され続ける定番料理がランクインしました。

しかし、ある調理方法を見てみると、大きな変化が。

パナソニック(株)

家庭における揚げ物調理の頻度を聞いてみると、例えば20代では10代の頃と比べてコロッケ、エビフライ、天ぷらなどが全て大幅な減少傾向に。特にコロッケは-45.8%と半分近くにまで落ち込んでいることがわかりました。

では、なぜ揚げ物が減っているのでしょうか? 自宅で揚げ物を避ける要因は「調理後の掃除や後片付けが大変になる」(68.1%)が1位で、やはり後片付けの煩わしさが主な理由。

一方で、全体の89.4%が揚げ物を「好き」と回答しており、「揚げ物を食べる側」の68.7%が「理想を言えば、もっと手作りの揚げ物を食べたい」と回答。さらに、「揚げ物を作る側」の人でも、67.5%が「調理後の掃除が大変でなければ、もっと揚げ物を自宅でも作りたい」と答えています。

パナソニック(株)

調査からは、手作りの揚げ物をもっと楽しみたいという気持ちと、掃除が面倒という思いが見えてきました。では、共働きが増えた現代において、家事をどのようにこなしていけばよいのでしょうか? 家事タスクについて、共働きをしているハフポストのスタッフ3人が話し合ってみました。

Huffpost Japan
(左から)1歳児の子育てに奮闘中のK。趣味はフランスパン作りで、料理が得意というS。もうすぐ新しい家族を迎える予定で、今後に向けて家事の効率化をリサーチしたいと思っているI。

■共働き家庭。揚げ物は「やりたいけどできない」

I:今回の調査結果を見て、どう思いました? 私の家族はコロッケ好きで、ときどき出来合いのものを買ってくるんですけど、後から温め直してもサクサク感がないんですよね。家で手作りしたいという思いはあっても、ジャガイモを茹でるところからレンジフードの掃除まで、時間もないし、面倒で(笑)。

K:ウチの娘もお惣菜屋さんのかぼちゃコロッケを食べさせてみたら、美味しそうに食べていました。やっぱり揚げ物は幅広い世代に人気なんですよね。娘がよろこぶなら作ってあげたいけれど、平日に作るのは時間的に難しい。休日は料理に時間をかけるよりも、なるべく子どもと過ごす時間を大事にしたい......。

■みんなの家事の時短アイデアは?

I:揚げ物に限らず、家事って凝りだすと、いくら時間があっても足りないですよね。皆さんは、時短のためにどんな工夫をしていますか? 私は、以前は"時短=圧力鍋"と思い、張り切って煮込み料理などを作っていました。確かに普通なら、1時間は煮込まなくてはいけない工程が15分程度に短縮できる反面、意外と調理後に蓋を分解して洗うのが大変で。"洗い物の手間"は盲点でした。

Jonathan Kitchen via Getty Images

K:私は娘のご飯などちょっとした料理は、小さいフライパンを使うようにしています。サイズダウンするだけで、洗い物がぐっとラクになりました。それから、テーブルやシンクの拭き掃除には、ウェットティッシュを活用しています。布巾とか雑巾って、1回ずつ洗って干す作業が面倒。ウェットティッシュなら、どこでも気になった場所をさっと拭いて、そのまま捨てられるので便利ですよ。

S:僕は、買い物の時間を削減するため、ネットスーパーを活用しています。注文の翌日に届くので便利ですし、品質も問題ない。料理に関しては、千切りキャベツなど、あらかじめカットされた野菜を買ったり、時間のあるときにまとめて具材をカットしたりしていますね。メニューは、鍋料理が多いです。いろんな具材を入れれば、品数を増やさずバランス良く栄養を摂れるし、洗い物も減ります。

■気になる外部サービスや最新テクノロジー、活用してる?

S:とはいえ、やっぱり家事はなくなりませんよね。皆さんは、外部サービスや時短家電・設備を利用していますか? 僕は家事代行サービスに興味があるんだけど、まだ試したことはないんです。情報も少ないし、人を家に入れる前に部屋を綺麗にしておきたいと思うと、結局自分でやったほうが早いなっていう気分になってしまって。

I:確かに情報はまだ少ないですけど、抵抗はないですね。私は新しい家族を迎える予定なこともあり、料理の作り置きやお風呂掃除など、お金を払ってでもプロにお願いすることで、少しでも気持ちにゆとりを持てたらと思います。お掃除ロボットや食器洗浄機など、テクノロジーにも頼りたいです。

Getty Images

K:私は数年前から、お掃除ロボットを活用しています。外部サービスとしては、ベビーシッターをときどき利用しています。小さな子どもがいても、リフレッシュは大切。夫婦で子連れでは行けないお店でゆっくり食事したり、映画を観たりすると、来週からまた頑張ろうっていう気持ちが湧いてきます。それから、大人のご飯作りは「やらなくてもいいこと」だと考えるようになりました。アプリで簡単に注文できる料理の宅配サービスもよく利用しています。

■家事=愛情ではない。今はラクしていい時代

I:確かによく考えてみると、普段当たり前と思ってやっている家事の中にも、実は必須じゃないことってたくさんありそうですよね。私の場合、結婚当初は夫が長時間労働だったこともあって、私がきちんと家事をしなくてはいけないって思い込んでいたんです。食事のおかずは3品以上で、毎日掃除も洗濯もしようって。でも、だんだんストレスが溜まってしまって。

K:わかります。「ちゃんとやらなくちゃならない」って思ってしまうんですよね。

I:そうなんです。でも、あるとき家事が大変とぼやいてみたら、夫は別にそんなこと望んでいなかった。私が勝手にプレッシャーを感じていただけだったんですよね。それからは、2人でタスク分担を見直して、なるべくラクするようにしています。

S:家事をするため・してもらうために結婚しているわけじゃないんですよね。楽しく生きるため、一緒にいるんですよ。僕は、女性が家事をやるべきとか、"家事=愛情"という考えは一切ない。むしろ手を抜くって、"調整ができる"というプラスなことだと思っています。ラクしたからって、さぼっているわけじゃないですしね。

K:やらなくてもいいことはやらないと決める。ラクするためにお金を使うって、とても有意義だと思います。心に余裕が生まれると、仕事もプライベートも充実させられるし、家族みんなが優しくなれます。今はラクしていい時代ですよね。

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パナソニック エコソリューションズ社は、レンジフードのファン掃除が全自動になった「ほっとくリーンフード」など、テクノロジーが詰まった住宅設備で家事負担を軽減する「その家事に、ラクするテクノロジー"ラクテク"」を提案しています。

*「食卓の変化実態調査 byラクテク」概要
調査期間:2018年4月21日(土)〜4月23日(月) 調査対象 サンプル数:男女各500名 条件:既婚・持ち家・同居家族有 年齢:20-60代 エリア:全国 調査方法:インターネット