日本サッカー協会は7月26日、日本代表の新監督に森保一(もりやす・はじめ)さんが就任することを理事会で承認した。森保氏は21歳以下(U21)の日本代表監督を務めており、「兼任監督」となる。NHKニュースなどが報じた。
森保さんは、ワールドカップ・ロシア大会で日本代表チームを率いた西野朗監督の後任として就任。西野監督の後任選びを進めた日本サッカー協会・技術委員会の複数の委員によると、日本人監督を推す意見でまとまっていたという。
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これを受けて、監督選びを一任されていた関塚隆委員長が森保さんに打診した。田嶋幸三会長も「森保氏は日本でナンバーワンの実績。(自身と)技術委員会との方向性にずれはない」とコメントしていた。
森保さんは、現役時代には主に守備的MFとして日本代表で活躍した。2012からのJリーグ「サンフレッチェ広島」の監督を務めたあと、2017年に東京オリンピックを目指す21歳以下の代表監督に就任。2018年に入ってからは西野監督の下で代表コーチを務めていた。
ワールドカップ・ロシア大会の直後は、元ドイツ代表の監督ユルゲン・クリンスマンさん(53)が次期監督として浮上しているなどの報道も出ていたが、日本の大会敗退から20日あまり、ついに次に向けての監督選びが決着した。
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森保新監督は午後6時35分から、就任会見を開く。