台風21号、強い勢力に 9月2日以降、日本列島に近づく可能性も

7月に発生した台風8号以来、猛烈な勢力になる恐れがあります。
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台風21号は29日(水)15時現在、南鳥島近海を西北西に時速20kmで進んでいます。中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は35m/sで、強い勢力となりました。中心から半径90km以内が風速25m/s以上の暴風域となっています。

台風は急速に発達

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昨日28日(火)に比べると雲がまとまってきており、急速に発達していることがわかります。

▼台風21号 29日(水) 15時現在

存在地域 南鳥島近海

大きさ階級 //

強さ階級 強い

移動 西北西 20 km/h

中心気圧 980 hPa

最大風速 35 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 50 m/s

今後はさらに勢力を増すおそれ

気象庁より
気象庁より
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台風の進路にあたる海域は海面水温が高く、発達に適した風の状況となっているため、さらに勢力を増していきそうです。

明日30日(木)午後には非常に強い勢力まで発達すると見られます。9月1日(金)午後には最大風速が50m/sと猛烈な勢力の一歩手前まで強まりそうです。

猛烈な勢力になれば、7月に発生した台風8号以来、今年3個目になります。

来週は日本列島に向かって北上か

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2日(日)以降は太平洋高気圧の縁を回るように北よりに進路を変え、来週にかけて日本列島の近づく可能性があります。各国の気象予測モデルによる台風の動きを見ても、ほとんどが日本に向かって北上を示唆しており、今後の動向に要注意です。

(2018年8月29日ウェザーニュース「台風21号 強い勢力に 明日には"非常に強い"勢力発達も」より転載)

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