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2019年01月31日 15時39分 JST | 更新 2019年02月01日 13時40分 JST

「#保育園落ちた」 悲痛の声、2019年もじわじわと広がる

今年もこの季節がやってきた・・・。風物詩にするのではなく、議論の入口にするため、みなさまのご意見を募集しています。

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認可保育園の入園可否の通知が届く季節がやって来た。2019年もSNSでは 「#保育園落ちた」「 #保育園に入りたい」のハッシュタグがじわじわと広がっている。

怒り、諦め、絶望・・・

「しんどい」「ワンオペなのに!?死にそう!!!」「働いて税金も納めてるのに」ーー。

Twitterには、保育園の落選通知を受け取った保護者らの悲痛な叫びが続々と投稿されている。もはや毎年恒例となったこの現象。もちろん、地方も例外ではない。

トラウマ、不安、罪悪感・・・

「あの時の気持ちは入園できた今でも忘れない」「状況変わってないんだな」。

子どもの預け先も、職場復帰の時期も決まらず、待つことしかできなかった辛さを思い出す人もいる。入園可否の通知が本格的に届き始めるのは今週末から。それでも相次ぐ投稿に不安を隠せない人も。

「入園できても喜べない」など、罪悪感を訴える声もちらほら。待機児童問題や保育士不足に理解を示しながらも、「すみません、辞めます」と謝る投稿もあった。

無償化、子連れ出勤・・・本当に必要なのは?

10月には幼児教育・保育無償化も始まる。保育園に入れなければ、何の恩恵もないこの制度への疑問の声も噴出している。

「保活」という言葉が定着してから5年以上が過ぎた。

「保活」が残酷なのは、努力してもどうにもならない場合が多いためだ。入園を希望する子どもの数より認可保育園の定員が少ない以上、誰かが椅子取りゲームの敗者となる。

「両親が働いている」というだけでは椅子の数が足りない。そのため、「兄弟で同じ保育園に通いたい」「通勤経路にある保育園に入れたい」というごく当たり前の希望が、まるで贅沢な悩みであるかのように錯覚してしまう。

「みらい子育て全国ネットワーク」の天野妙代表は「待機児童問題をこの時期の風物詩にするのではなく、子育てしやすい社会、誰もが安心して保育園に預けられる仕組みをどう築くかを考え、行動するきっかけにしたい」と話す。

奇しくも、4月には平成最後の統一地方選が控えている。

子育てしやすい社会、働きやすい社会を作るために、政治に、私たちにできること。一緒に考えてみませんか? みなさまのご意見を募集しています。