こんにちは。先日、インド系マレーシア人の知り合いの結婚式に招待され、お気に入りの自前のサリー(インド人の民族衣装)ではりきって行ってまいりました!
華やかさで見違える!民族衣装サリーを作ろう
インド系の女性にとってとても大切な民族衣装サリー。パーティなどの場で大活躍するので、日本人でも一枚もっておくと便利ですよ♡
私はクアラルンプール市内のMasjid Indiaというインド人街に立ち並ぶ生地屋さんをハシゴして好みの生地を購入、その足で近くのテイラーに持ち込みました。生地屋さんに必ずテイラーがいるわけではありませんし、店によっては仕立て代がとても高かったりするので、生地屋さんに、リーズナブルなテイラーを紹介してもらうのがいいかも!
テイラーさんとは肌の露出具合(背中やお腹を露出する範囲とか)を話し合い、待つこと約1週間でできあがりました。
生地の値段は素材やクオリティによってピンキリですが、私が選んだものは3m(体形によって、サリー作りに必要な長さは異なる)で約RM500(約13000円)、仕立て代でRM200(約5200円)でした。
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日本人にとっては見慣れないものですし、とにかく場が華やかになるので、日本の結婚式などのシーンでも着ると結構喜ばれますよ~♡
でも、マレーシアにいるインド系女性たちは年齢や体形に関係なく、セクシーで派手なサリーをとても素敵に着こなしています。派手だと思っていた自分のサリー姿も、彼女たちと並ぶと地味に感じるくらいです(笑)。
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気になるサリーの着用方法ですが、一般的な、巻きスカートのような型のサリーをひとりで着るのは、実は結構大変。
なので、仕立ての時点でテイラーさんに頼めば、腰部分にマジックテープと留め具をつけてくれるなど、自分で着やすいように仕上げてくれます。あとはレース部分を束にして肩にかけるのですが、多少着崩れてもあまり目立たないのでなんとか大丈夫(笑)! サリーの素材はシワになりにくいものをチョイスしたほうがいいですね。
会場は、驚きの......
今回お呼ばれして出向いた会場は......ヒンドゥー教の聖地、Batu Caves(バトゥ洞窟)!
「まさか、この急な階段272段を登った先にある寺院で式挙げるんじゃないよね?」とドキドキしながら行ったのですが、着いて安心。式の会場は、長い長い階段のふもとにある寺院でした(笑)。そりゃそうだ!
でも着ているだけでかさばって、なかなか暑いサリー。しかも立地的に遮るものが何もなく、容赦なく直射日光が照り付けるバトゥ・ケイブ。
現地ではインド人のおばあちゃんがサリー姿で階段を登り、参拝している姿をよく見かけるのですが、実はなかなかの体力だったんだな、とびっくりです。
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さて今回の結婚式、招待状に書かれた時間は10時半開始・12時1分(なぜ......1分?)とあったのですが、仕事でバタバタしていた私が会場に着いたのは11時50分。「もう終わってるかな~?」と焦りながら駆け込むと、そこはさすがマレーシアで、結婚の儀式は始まったばかりでした(笑)。
結婚式といっても、参列者がやることは新郎新婦と写真を撮ったり、参列した知人友人とおしゃべりするくらい。
とにかく暑かったので、会場近くに用意されたテントの下でカレーを食べ、記念に黄金像と写真を撮り、会場を後にしました。滞在は約15分間(笑)。
短い時間ではありましたが、花の飾りや砂絵など、華やかなヒンドゥー教の文化も感じられ、素敵な時間を過ごすことができたのでした♡
ライター
NNN
1988年、秋田県生まれ。山形大学在学中の2010年に初渡馬。2011年12月に子どもの遊び場『Jkids Malaysia Playground & Kids Party』1号店をオープン。その後3年でマレーシア国内8店舗を展開。同社を2015年8月末にて事実上退任、心機一転新会社を設立。同年10月にマレーシア初のファミリーカラオケ『Jparty Karaoke & Party Room』立ち上げに参画。のち「マレーシアと日本を繋ぐ」イベント&婚活ビジネスを始めた矢先、妊娠が発覚。並行してベビービジネスを開始。2016年4月「Made in Japan」ベビー&家庭用品専門店『PARADISE from Japan』を2店舗開店。更なる展開を目指す。夢はマレーシア観光大使になること。
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