シンチャオ!
2月、旧正月の大型連休の折には現地視察を絡めてミャンマーのヤンゴンへバックパック旅行に出て、現地で働く多数の日本人と知り合ってきました。
▶ホテルから望むサイゴン川
ヤンゴンもホーチミンも同じですが、企業側からは現地採用のニーズが多いわりに、海外就職のノウハウが意外と共有されていないんですよね。
情報が足りないからといって、やりたいことを諦めるのはもったいないと思いませんか?
あなたの人生はあなただけのものですから!
そこで今回は、「私が海外就職するために実践したこと」をみなさまに共有し、少しでも参考にしていただければと思います!
※あくまで筆者のノウハウであり、海外就職の方法のすべてではありません
外国人の恋人を追いかけるロマンが、実は大きな要因?
▶出典 Steven Depolo on Flickr
そもそも私はなぜ海外就職をしたいと思ったのか?
・中国留学を経て自分も早くから海外で活躍したいと感じた(中二病とは言わないで)
・日本の大企業の面接では落ちまくったので、改めて自分が日本社会に合わないと納得がいった(笑)
・大学にいる留学生と日本人の壁を目の当たりにして、若い人はもっと外に出るべきだと思った
・自分の人生において後悔しない生き方を選びたい(人生のモットー)
・グローバル化される中で日本のやり方がスタンダードだと体に染みつけたくなかった(残業が当たり前、年功序列、空気を読みすぎる風潮など)
・なんだかんだ言って、当時恋人が台湾人だったから
上記のどれかに共感する人は、海外就職を前向きに考えてみても良いかもしれませんね!
一度すると決めたら、あっさり海外就職への志向に切り替わりました。
私は元来ポジティブな性格なので、何事も前向きに考えた結果です。
決してネガティブさだけで答えに至ったわけではありません。
海外就職のために実施したこと
▶出典 Toomore Chiang on Flickr
1.知人のツテの有効活用
2.海外進出サポートサイトを見て、興味のある会社に片っ端から履歴書を送付
3.「インターン 東南アジア」でネット検索
などなど
大学生活最後の夏には「1」の方法を駆使して、台湾の人材紹介会社で働くという話になりました。
ビザなどの不安はありましたが、23歳にして「思いのほか海外で仕事を見つけるのはそう難しくない」と感じました。
やりたいことが目の前にあるため、若さもあってアグレッシブに突っ込んでいきました。と言うより、愛の力ですかね(笑)。
正直に言って、私が学生生活で身につけたものは、日常会話レベル以上の中国語と根拠なき自信と行動力のみ。
就労経験はないし、英語も英文学科に在籍していたわりには話せませんでしたが、台湾では中国語さえ話せればなんとかコミュニケーションは成り立つので、渡航前はワクワクしていました。
振り出しに戻るどころか、奈落の底に落ちる23歳の春
渡航を楽しみにしていた矢先に青天の霹靂が訪れます。
大学卒業1ヶ月を前にして内定の取り消しです。
理由は「経営不振のため、新しく人を追加するのが難しくなった」と超超超シンプルでした。
目の前が真っ暗になりましたが、その時学んだことは内定通知書の重要性です。と言うのも、内定がそもそも口約束だったからです。
法的効力もなく、求職者にとっても立場が弱くなります。
既に卒業旅行の予定も入れていたり週5でアルバイトもあったりと、通常の就活生のように仕事探しに時間をがっつり割くことができなかったので、隙間時間を使ってインターネットで「台湾 求人 新卒」と探し始めました。
しかしながら、泣きっ面に蜂とはこのこと。
当時付き合っていた台湾人の彼女にもフラれてしまいました。
奈落の底に落ちた気分でした。
▶出典 Tjook on Flickr
卒業式は最悪の状態で迎えました。
周りにいる同級生や一緒に卒業していく人たちの姿がいつもより一層まぶしく見えました。
「仕事もなく、彼女にもフラれた私は存在する価値はあるのか」なんて自問自答を繰り返し、何事に対してもポジティブな私が珍しく、沈んでいました。
どん底からどう這い上がるのか? 後編に続く!
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ライター
吉川 真人/Makoto Yoshikawa
同志社大学卒業。17歳の時に3年間一言も話さなかった父親と死別し、思ったら即行動を心掛けるようになる。大学3年時に休学し、1年間北京に留学をする。その結果、早くから海外で経験を積む事を心に決める。紆余曲折があり、現在ベトナムの人材紹介会社Jelly Fish HRで修行中。鎖国した日本を開国させることが目標。
何か聞きたいことがある方は、どなたからのメッセージでも返事いたしますので、ぜひ直接ご連絡くだされば幸いです! Facebook:Makoto Yoshikawa
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