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2014年12月24日 02時18分 JST | 更新 2015年02月21日 19時12分 JST

日本はもっと良くなる 〜能力の発揮なくして、真の成長なし〜

皆様は、今の社会に満足していますか。

私は、今の社会や国の仕組みを変えれば、もっと日本は良くなる、と確信しています。

日本中の 人びとが、自分の持っている能力を十分、発揮することができれば、日本の多くの問題がより解決に向かいます。

しかし、今、日本にはいろいろな " 壁 " があって、多くの人が、十分に持てる能力を発揮できていないのが現実ではないでしょうか。

■ 能力の発揮を妨げる " 壁 "

年収 400 万円の家庭の子どもの大学進学率は3割しかありません。今や東大生の親の平均年収は 1,200 万円と、裕福な家庭でないと高い教育が受けることができない傾向が進んでいます。ノーベル賞を取ったであろう人材が埋もれてしまうことがあるかもしれません。この進学の壁。

親の介護のために、毎年 10 万人もの人が仕事を辞めています。

子育て支援が、不十分なために、数多くの女性が泣く泣く仕事を辞めています。この介護・育児の壁。

非正規雇用者や派遣労働者は、全雇用者の4割近くまで増え、年齢が上がっても給与は上がらず、キャリアも積めず、結婚率も低いままです。日本の労働生産性も先進国20位まで落ちてしまいました。この非正規雇用の壁。

ひとり親家庭の貧困率は先進国最悪となり、子どもの教育もままならない状態です。

渋谷区・中野区の公立中学校では、今や、生徒全体で3人に1人もが、給食費などの援助を受ける就学援助を受給しているのが現実です。

生活保護の家庭で育った子どもは4人に一人が、大人になっても生活保護から抜け出ることができません。親から子へ貧困が受け継がれ、貧困層から抜けられない、貧困の連鎖が起こっています。この貧困連鎖の壁。

■ 格差拡大で人の能力を潰して、何の成長か

働く意欲のある高齢者が活躍できる受け皿が不足しています。

精神疾患を含めた障がい者が、ヨーロッパに比べると就労の機会が少ない現実があります。

ベンチャー企業を苦労して立ち上げても、一度失敗したら再起は難しい。起業率は欧米の1/3もありません。二度、三度、失敗してから成功する起業家が当たり前の欧米とは、程遠いのが現実です。この起業の壁。

過労死に代表されるように、長時間労働で、有意な若者たちが次々に潰れています。過労死は、海外では珍しく、「karoushi」との日本語が有名になっている国もあります。

このように、日本には、一人ひとりの能力の発揮を妨げるさまざまな " 壁 " が存在します。

強い者をより強くするだけの政策では、一部の人しか能力が最大限発揮できません。このような社会は不幸であると同時に、社会全体の損失でもあります。

「格差拡大で人の能力を潰しておいて、何の経済成長か」と強く言いたいのです。

■ 支えられている人が、無理なく支える側となる政策を

" 持続的成長 " を実現するためには、" 適切な格差の是正 " が必要となります。

格差を是正し、能力の発揮を妨げる " 壁 " を取り除くことは、未来への投資でもあります。

少子高齢社会が問題なのは、「支えられる人」の比率が高くなるからです。しかし、無理なく、「支えられる人」が、支える側に回るようになれば、問題は解決に向かって進み始めます。

家計への補助を重視し、日本の「人」、「モノ」、「カネ」の配分を見直して、あらゆる政策を駆使し、「一人ひとりの能力が最大限発揮できる社会」を実現する。 これこそが、日本再生の道だと確信しています。

すべての人 に「居場所」と「出番」のある社会を実現するまで、これからも取り組みを続けます。