寄稿者

稲葉剛

立教大学大学院特任准教授、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事

1969年、広島県広島市生まれ。東京大学教養学部教養学科卒(専門は東南アジアの地域研究)。在学中から平和運動、外国人労働者支援活動に関わり、1994年より東京・新宿を中心に路上生活者支援活動に取り組む。2001年、湯浅誠らと共に自立生活サポートセンター・もやいを設立。2009年、住まいの貧困に取り組むネットワークを設立。また、2011年より生活保護制度の改悪に反対するキャンペーンに本格的に取り組んでいる。生活保護問題対策全国会議幹事、一般社団法人ホームレス問題の授業づくり全国ネット理事、一般社団法人自由と生存の家理事、住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人も務める。著書に『生活保護から考える』(岩波書店)、共著に『貧困待ったなし!―とっちらかりの10年間』(岩波書店)、『脱原発とデモ―そして、民主主義』(筑摩書房)など。