1000馬力に改造された1975年式トヨタ「セリカ」がドラッグレースに挑戦したら、衝撃の光景がうまれた(動画)

1975年式トヨタ「セリカ」のスタートは上々だった。

昨夜、筆者は自分のMINIに新しいタイヤとホイールを装着した。100%間違いなく取り付けたはずだが、これから運転する時はしばらく、新しいKosei K8Rホイールを留めているラグナットが外れたりしないだろうかと、心配することになるだろう。このビデオを見たらその不安は増すばかりだ。

1975年式トヨタ「セリカ」のスタートは上々だった。伝説的なトヨタ製「2JZ」型エンジンに載せ替えられ、約1,000hpという凄まじいパワーを発揮する。テキサスで開催されたドラッグレースとロールレース(2台のクルマが走行状態からスタートするレース)のイベント「TX2K16」に出場したセリカは、音も走りも非常に良く、いくつかのレースをこなした。手強い日産「GT-R」と戦ったあとは、アウディ「R8」との対戦を手早く片づけ、シボレー「カマロSS」を破ったレースではスタートに失敗しながらもクォーター・マイル(約400m)で10.21秒を記録。その後、まさしく車輪が外れたのである。

この悲惨な場面だけを見たければ、ビデオの3分30秒あたりから再生してほしい。2JZを積んだセリカが力強いバーンアウトをして勢いよく発進しようとした瞬間、運転席側の後輪を留めていたラグナットがバラバラに吹き飛んでしまっている。嬉しい出来事ではないが、なかなかすごい光景である。そしてよく考えてみれば、このドライバーの腕前は大したものだ。

それでは早速、ビデオをチェックしてほしい。私はガレージに行って、MINIの車輪がきちんと留まっているかもう一度確かめてみるつもりだ。

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【関連記事】

注目記事