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2017年02月20日 16時32分 JST | 更新 2017年02月20日 16時32分 JST

歩きスマホ対策の埋め込み型信号「+Lightlines」、オランダに設置 "スマホ・ゾンビ"の安全を優先

ボーデグラヴェンの町長Kees Oskam氏「少しでも歩行者が危険を予期できるようにしなければならない」

オランダ・アムステルダムの南にある町、ボーデグラヴェンで、スマホ・ゾンビ(歩きスマホの歩行者)たちが誤って交差点に侵入しないよう、歩道埋込み式の信号機「+Lightlines」が設置されました。まだ試験的なプロジェクトですが、横断歩道に出る直前に埋め込んだLEDが青(緑)または赤色に点灯してスマホに夢中な歩行者に信号機の状態を知らせます。

同様の試みはすでにドイツやオーストラリアにも見られますが、オランダのバージョンは発光部分が細長いため、大掛かりな設置工事なしに歩道のブロックやレンガの隙間に仕込むことが可能です。LED停止線に関わる企業HIG Traffic Systemsによると、現在は学校の近くにある交差点の一部にのみ設置してあるだけですが、今後効果が認められれば、ひろく普及させていきたいとのこと。

ボーデグラヴェンの町長Kees Oskam氏は「SNSやゲーム、WhatsAppなどに集中しすぎる人々は交通の邪魔だ。しかし、この傾向はもう変えられないかもしれないが、少しでも歩行者が危険を予期できるようにしなければならない」と話しています。

ただ、オランダ交通安全協会(VVN)は+Lightlinesについて「根本的な解決にはならない」とDutch Newsにコメント、「そもそも歩きスマホという感心できない行動を助長している」と苦言を呈しました。