2017年06月22日 00時25分 JST | 更新 2017年08月22日 20時02分 JST

「35歳転職限界説」は完全崩壊。いま、ミドルが給与の大幅アップを狙うべき理由とは?

Japanese businessmen shaking hands and bowing toward each other in office building.
AzmanL via Getty Images
Japanese businessmen shaking hands and bowing toward each other in office building.

ミドルの転職 編集長の岡田です。

毎月、厚生労働省から発表される有効求人倍率。TVやニュース記事でも話題になり、ご存じの方が多いと思いますが、なんと現在はバブル期以来の高い水準まで上昇しています。求職者の圧倒的な売り手市場となる今、我々ミドル世代の転職にも好機が到来しているようです。転職コンサルタント約100人に、現在のミドル求人の給与について聞いてみました。

約60%のコンサルタントが「ミドル求人の給与が上昇している」と回答

Q. 昨年と比較して、ミドル人材を対象とした求人の給与は上がっていますか?

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昨年、2016年と比較して、ミドル人材の給与が「上がっている」「どちらかと言えば上がっている」と回答したコンサルタントの合計は62%となりました。続いて、給与アップしている年代と上がり幅を確認します。

Q.ミドル人材を対象とした求人の給与の上昇が多い年代を教えてください。

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Q.ミドル人材を対象とした求人の、給与の上がり幅を教えてください。

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給与額の上昇が、最も多かった年代は「40代前半(40歳~44歳)」64%。35歳転職限界説の崩壊が謳われて久しいですが、このデータからも確実に35歳以上の転職が多くなっていることが見て取れる結果となっています。そして気になる、実際の給与の上がり幅は、年収で「50万円~100万円未満」の上昇が74%と圧倒的。果たして、この状況は何故起こっているのでしょうか。

ミドルの給与の上昇要因は「マネジメントポジションのニーズが高いため」

Q.給与の上昇が多い理由を教えてください。

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実際に給与が上がっている要因は、「マネジメントポジションのニーズが高いため」48%、「採用が充足せず、給与を上げて募集力を高めているため」44%が、上位を占めました。実際に、どんな事例があったのか、転職コンサルタントに聞いてみました。

スタートアップの会社様において、これまで、800~850万円の年収だった方(39歳)が950万円で入社。本来であれば、期間外であるにも関わらず、入社1ヶ月後に半年在籍していた場合と同額の賞与を支給する、という事例がありました。

中途採用の市場活性化により社内の中途社員の割合がここ数年で増え続けている企業において、統制力のあるマネジメント経験者の採用により、組織力を高めたいという要望が増えていると感じます。

IT企業はなかなかエンジニアが採用できない。以前は年齢35歳、600~700万が基準だったが最近は年齢45歳まで、年収~1000万が増えている。中途採用において人材が集まらず、基本給ベースアップやみなし残業制の撤廃(残業代満額支給)等、給与制度そのものを変更して対応する企業が出てきた。

人材確保がうまくいっていない地方企業(特に主要都市の周り)では、給料水準をあげて確保に取りくんでいる。

今後もしばらくは、ミドル人材のニーズは上がり続けると予測するコンサルタントが多数でした。ニーズに合ったミドル人材には、給与を前面に押し出して引っ張ろうとする...なりふりかまわない企業も増えてくるかもしれません。とは言え、高待遇だけで動いてしまうと、失敗した時にリスクが大きいのもミドルの転職。慎重に考えて、行動したいものですね。

それでは。

[今回のレポートに使用した調査結果の詳細はこちら]

第41回「ミドルの賃金上昇」について

アンケート実施期間 : 2017年4月12日 ~ 2017年4月21日 / 有効回答数 : 97名

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