2016年10月27日 00時01分 JST | 更新 2016年10月27日 00時01分 JST

「やる気」の正体って何?心理学から見る、仕事のモチベーションを上げるコツ

Little child girl plays superhero. Child on the background of sunset sky. Girl power concept
Choreograph via Getty Images
Little child girl plays superhero. Child on the background of sunset sky. Girl power concept

「なんだか今日はやる気がでない…。」

長い仕事人生、時にはそんな日もありますよね。では、その「やる気」の正体とは、何なのでしょうか。今回は心理学の観点から探ってみたいと思います。


やる気に深く関わる「自己効力感」とは?


心理学ではやる気のことを「モチベーション」と表現しますが、これには「自己効力感」が深く関わっているといわれています。

「自己効力感」。あまり聞き慣れない言葉ですが、以下のように定義されています。

ある事態に対処するために必要な行動を、うまくやり遂げることができるかどうかについての、本人の判断。

簡単に言えば「自分にもできそうだと思えるかどうか」ということ。

確かに、やり方がわからない仕事や不得意な業務は、中々やる気がおきないものです。


「自己効力感」を左右する4つの要素


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この「自己効力感」はどんなときに変動するのでしょうか?

それが以下の4つの要素です。


1)直接体験

その名の通り、実際に成功体験を積むことです。一度うまくいったことなら、できそうな気がしますよね。

2)間接体験

誰かが成功したのを見て学ぶことです。気をつけたいのは、誰かが目の前で失敗したとするのを見ていたとすると、自己効力感は下がってしまうこと。

よく『失敗から学ぶ』と言いますし、参考になるところはたくさんありますが、モチベーションを高めるという観点では、成功例をたくさん見るようにしましょう。

3)情動的喚起

自分で「今日の自分、いけるかも。」と感じることです。なんとも感覚的ですが…

「大舞台のはずなのに今日はなぜか緊張していない。」

「最近いいことが続いているから、今日も大丈夫かもしれない。」

理由は様々だと思いますが、不思議とできる気がするときは、自己効力感がかなり高まっているときです。

4)言語的説得

説得という言葉が使われていますが、強制されるという意味はなく、他人から「落ち着いてやればきっとできるよ」などと声をかけられることです。

スポーツなどもそうですが、応援されるとやる気も上がりますもんね。松岡修造さんのアツい応援も、この「言語的説得」によるものです。


やる気を引き出そう!


上司の立場として、部下のやる気を引き出すのであれば、「間接体験」「言語的説得」が有効です。

実際にやってみせたり、不明点は気軽に相談してくれるように声をかけたりすると、部下のやる気が上がるかもしれません。

スキルの育成だけではなく、モチベーションも上手に引き出して、よいチーム作りをしてみてはいかがでしょうか。


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