ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナで2月26日、ロシア軍のミサイルが首都キエフの民間向け高層マンションに命中したとウクライナ政府が発表した。これまでロシア国防省はウクライナでの軍事作戦について「民間人を脅かすものではない」と述べたと報じられていたが、矛盾する結果となっている。
ウクライナのクレバ外相は26日、マンションへのミサイル攻撃について以下のようにツイートした。
「私たちの平和で素晴らしい都市キエフは、ロシア地上軍のミサイルの攻撃を受けていますが、もう一晩、生き延びました。ミサイルのうちの1発がキエフの民間向けマンションを直撃しました。私は世界に要求します。ロシアを完全に孤立させ、大使を追放し、石油を禁輸し、その経済を破綻させることを。ロシアの戦争犯罪者を阻止してください」
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■「17階から21階まで破壊されました」キエフ市長がミサイル命中の瞬間の動画を投稿
キエフのヴィタリー・クリチコ市長はFacebookに、高層マンションにミサイルが直撃する瞬間の動画を投稿した。「17階から21階まで破壊されました。人々は避難しています」と説明している。
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また、米紙ニューヨーク・タイムズのマラキー・ブラウン記者もTwitterに、高層マンションにミサイルが命中する瞬間の動画を投稿した。同紙のスタッフによって検証済みだという。
ブラウン記者は「ミサイルは今朝、キエフ市内のマンションを襲った。通りの向かい側には診療所があり、ターゲットが不明確」「無差別爆撃だ」と記載している。
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■【画像集】ロシア軍のミサイルで破壊されたとみられるキエフの高層マンション
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