小池百合子知事、会見でハシビロコウの映像を流す。一体なぜ?

動物園などの映像がインターネットで楽しめることを紹介し、「ステイホーム」を呼びかけた。
記者会見する東京都の小池百合子知事=4月10日午後、都庁
記者会見する東京都の小池百合子知事=4月10日午後、都庁
時事通信社

東京都の小池百合子都知事は4月10日の定例会見で、緊急事態宣言を受けた休業要請の対象施設などを説明した。

この会見の中で小池知事は、動物園など休止中の都立施設がSNSなどを使って情報発信をしていることについて紹介した。

「『シャンシャンに会えない』とか、そういう思いの方もいらっしゃるかと思います」と話し、上野動物園や葛西臨海水族園などが公式Twitterで写真や動画を配信していることを説明した。

そして、「動物園と言うと上野、上野のシャンシャン(ジャイアントパンダ)ということで、ちょっとご覧いただければと思います」と切り出し、会見内でパンダ、ペンギン、リス、ハシビロコウなどが登場する短い動画を流した。

動画が終わると、小池知事は「はい、ということで、まさに癒しでございますので、上野動物園アットホームでぜひお楽しみいただければと思います」 と話した。

「動物たち直接ご覧いただけませんが、かわいらしい動物たちの様子で家族で和んでいただければと思います、アットホームで。ということで、都民の皆さまにおかれては、この間不要不急の外出の自粛にご協力いただいて、改めて御礼を申し上げたく存じます」

「都響」の演奏動画も紹介

このほか東京都交響楽団が、「さんぽ」(映画「となりのトトロ」)、「序曲のマーチ」(交響組曲「ドラゴンクエストV」)などを演奏する動画「都響スペシャル『春休みの贈り物』 長く愛される名曲を《みんなで歌おう!》」が無料で公開されていることなども紹介した。

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