2021年07月01日 14時00分 JST | 更新 2021年07月01日 14時00分 JST

「社会貢献したい。でも続けられない」そんな悩みはありませんか?手軽に継続できる“寄付型”モバイルサービス誕生秘話に迫る

BIGLOBEからドネーション(寄付)型モバイルサービスブランド「donedone」がリリース。SDGsへの貢献も意識した同ブランドの企画担当者に話を聞いた。

KAORI NISHIDA

BIGLOBEは、社会貢献やより良い未来を考えるためのきっかけをつくるブランド「donedone(ドネドネ)」のサービスを2021年7月1日から開始。

SDGsへの貢献も意識した同ブランドでは、毎月定額でデータ通信量50GBを利用できるほか、支援先をユーザー自ら選べる寄付プログラムも組み込まれている。 

ドネーション(寄付)型モバイルサービスブランド「donedone」の企画からローンチまでを手掛けた、ビッグローブ株式会社 執行役員CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)中川圭子さんにブランド設立の背景を聞いた。

BIGLOBE

 

様々な業態のマーケティングを経験し、BIGLOBEへ。

中川さん:私がBIGLOBEに加わったのは2016年。中途で入社しました。元来、課題解決やものづくりが好きで、入社までは様々な業態の企業の課題に向き合い、マーケティング戦略の立案から実施、効果検証までワンストップで担当してきました。

現在は、コンシューマ事業の事業戦略・販売・マーケティング・広告宣伝をリードしています。このコンシューマ事業の一環として「donedone」のプロジェクトリーダーを担いました。

KAORI NISHIDA
中川圭子(なかがわ・けいこ)さん:ビッグローブ株式会社 執行役員CMO営業統括本部 副本部長 兼 広告宣伝室長

 

「もっとお客様の役に立てるサービスを」モバイル市場に新風起こす

サービスの差別化が図りづらいモバイル市場の環境を背景に、ここ数年でMNO・MVNOともに、価格競争が一層激しくなってきました。

そこで、私たちはまったく新しい軸のサービスをつくりたかった。モバイルサービスは、お客様の生活に不可欠なサービス。その原点に立ち返り、「もっとお客様の役に立てるサービスはないか?」と、自問自答を繰り返しながら「donedone」を企画しました。

©Yeye Weller
ブランドのキャラクター「donedoneファミリー」

 

東日本大震災で目にした光景「強いフラストレーションを抱えていた」

一方で、社会全体の流れをみるとSDGsへの認知が広がり、多くの人が社会貢献は大事だと感じている。しかしながら、日常の中で行動に移す機会を見つけられずにいるようにも思います。また、例えば災害が起こった場合、被災直後は支援をできても、それを継続できるかというと難しい面もある。

私自身、東日本大震災でもどかしい経験をしました。震災が起こるちょうど1週間前、私は東北の海岸で趣味のサーフィンを楽しんでいたんです。しかし、その海岸は津波の影響で跡形もなくなってしまいました。

中川さんがサーフィンを楽しんでいた東北の海岸。東日本大震災で津波の被害を受けた

被災地域にはサーフィン仲間も多く、当時は出来る限りの支援活動をしました。ですが、日常に追われるうち、支援を継続するのが段々と難しくなり…気持ちがあっても行動できない自分に、強いフラストレーションを抱えていました。そういった想いも、今回のサービスを創る原点になりました。

 

8割以上が「社会貢献を継続できない」データをヒントにコンセプト開発

モバイル市場と社会の潮流を勘案した上で、「donedone」にはこれまでのモバイルサービスにない「社会貢献」の要素を採り入れました。コンセプトも「It’s not just a mobile service.社会貢献やより良い未来を考えるためのきっかけをつくるモバイルサービス」としています。

SDGsへの注目の高まりが示すよう、お客様の社会貢献意識は非常に高い。その傾向はユーザー調査の結果からも窺えます。実際、アンケートでは9割以上のユーザーが「社会貢献が必要」と答えている。その中で「社会貢献をした経験がある」ユーザーは5割程度。一方で、8割以上のユーザーが社会貢献を継続できていない実態もあります。

BIGLOBE
BIGLOBE

調査結果を参考に、月額料金から50円をBIGLOBEが継続的に寄付する「donedone」の仕組みを開発しました。寄付先は5つの領域(「教育」「健康」「海洋」「環境」「医療」)から、お客様自身に選んでいただく仕様にしています。また、これらの支援領域は契約中いつでも変更可能で、災害時などは緊急支援のメニューも登場します。

BIGLOBE

この仕組みの狙いは、ただ寄付するだけに留まらず、寄付をきっかけに社会貢献の実情に触れていただき、お客様自身のアクティブな社会貢献活動につなげていくこと。そのために、「donedone」アプリを通じて、寄付先の団体の活動情報なども提供します。

「donedone」は、「日々の行動」を「社会貢献の行動」に変換して、継続することを可能にするサービスです。ブランドの根幹となるこの仕組みは、皆様とより良い未来を創っていく上で非常に重要だと考えています。

 

BIGLOBEの想い「つながりが、未来をより良く変える力に」

BIGLOBEには、「つながる歓び、つなげる喜び」という理念があり、「donedone」はまさにこの理念を体現するサービス。通信事業者である私たちは、日々の生活に根ざしたモバイルサービスを通じて、多くのお客様とつながっています。そして、「donedone」のサービスを通じて、お客様とNGOやNPOを始めとする寄付先の団体をつなぐことができます。

 

BIGLOBE

 

日々の生活の中で気軽に社会貢献する機会を創ること、社会貢献の意義や実情をお客様へ伝えること。そうした社会貢献活動の入口となるようなサービスを提供することは、お客様との深いつながりを持つBIGLOBEにしかできない喜ばしいことです。「donedone」を通じた一つひとつの「つながり」が、未来をより良く変える力になると信じています。

 

「出産とコロナ禍」が意識を変えた。プロジェクトメンバーの言葉

社会に貢献できる接点をつくることはお客様の役に立つ一方で、事業に従事している私たちが胸を張って仕事をすることにもつながります。 

「donedone」の開発は非常にタイトなスケジュールで動いていたため、同時多発的に発生する課題を解決しなければならないタフなプロジェクトでもありました。ですが、携わるメンバーはみんな「donedone」のコンセプトに心から賛同し、モチベーション高く業務にあたってくれた。そんな支えがあって、なんとかローンチまで漕ぎ着けることができました。

BIGLOBE
育休から復帰したプロジェクトメンバーの写真。「donedone」について「このサービスが受け入れられる世の中であって欲しい」と語っていたそう

つい最近も、育休から復帰し「donedone」のプロジェクトに参画したメンバーから嬉しいメッセージをもらった。彼女は「出産とコロナ禍を経験したことで、社会の一員としてより良い世界を創っていかなければいけないという意識が芽生えた。『donedone』は素敵なサービスなので沢山の人に賛同してもらいたいし、このサービスが受け入れられる世の中であって欲しい」と言ってくれました。

 

今後の展望。「donedone」のネーミングに込められた想いとは?

今後の展望として、これからの未来を担う、「donedone」のメインターゲットでもあるZ世代の若者たちと共にSDGsを学ぶミーティングや、社会貢献活動のアイデアを出し合うコンテストといった取り組みも検討しています。

KAORI NISHIDA

このサービスをきっかけに、一人ひとりのちょっとした意識や心遣いでより良い未来を創っていくムーブメントが起きることを願っています。実は、「donedone」という語感の可愛いネーミングやキャラクターにも、そんな気持ちを込めていたりします。

 

BIGLOBEのモバイルサービスブランド「donedone」の情報はこちらから。