重さ8キロの手提げ袋を楽に持てた…3.11で被災した福島の警察官が発信。実体験から生み出した話題のハックとは?

東日本大震災で被災した福島県警の警察官が、実体験から生み出したライフハックを発信。話題を呼んでいます。
警視庁災害対策課の公式Xアカウントから
警視庁災害対策課の公式Xアカウントから
警視庁災害対策課の公式Xアカウントから

重い手提げ袋を楽に持つためにはどうしたらいいかーー。

東日本大震災で被災した福島県警の警察官が、自身の実体験から生み出したライフハックを発信しています。

16歳の時に被災。実体験をもとに…

警視庁災害対策課は8月22日、公式Xアカウント(@MPD_bousai)にこう投稿しました。

「私は福島県警察から警視庁に研修に来ています。16歳の時に福島県で東日本大震災により被災」

「配給される水等を手提げ袋に入れて連日持ち帰っていましたが、重さで手提げ部分が手首に食い込み激しい痛みが。そこで災害時の実体験を基に、手ぬぐいを活用した荷物の運び方を考えてみました。お試しを」

「中の人」は、16歳の時に東日本大震災で被災した福島県警の警察官。

震災当時、配給物資を手提げ袋に入れて毎日持ち帰っていましたが、重さから手首に激しい痛みを感じていたそうです。

この実体験から思いついたのが、手ぬぐいを活用した荷物の運び方。方法は次の通りです。

①手ぬぐいを縦に四つ折りにし、手首にかける

②手ぬぐいをまとめ、軽く握る

③まとめた手ぬぐいの末端を、袋の持ち手に通す

④折り返した手ぬぐいの末端を軽く握り、荷物を持ち上げる。

こうすることで、1リットルのペットボトル8本を入れた袋を持つのにも、手が痛くならずに楽に持つことができたそうです。

この投稿は、「一番のアイデア」「買い物でも活用できそう」「いいこと聞いた」などと反響を呼んでいました。

スーパーの帰りなど、日常生活でも役に立ちそうなライフハック。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

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