「蚊帳」のおすすめ20選。ワンタッチ式・アウトドア用・ベビー用も。麻や綿などの素材の特徴は?

大きいサイズやワンタッチ式、アウトドア用、コンパクトなベビー用など、サイズやタイプも様々。麻や綿などの素材ごとの特徴や設置方法、蚊、ムカデやゴキブリ対策に要チェックの底付きなど、押さえておきたいポイントや、ニトリやイケア、日本製商品を含むおすすめの蚊帳もまとめて紹介。

蒸し暑い日本の夏。夜には寝苦しい熱帯夜に悩まされたり、エアコンのかけすぎで風邪を引いたりと、体調管理にも気が抜けない季節です。

そこで注目したいのが「蚊帳(かや)」。風はしっかりと通しつつ、蚊やムカデなどの害虫からしっかりと身を守る蚊帳は、日本の夏に趣と快適な睡眠をもたらす便利な道具です。そこで今回、この夏に取り入れたい蚊帳のメリットや選び方、おすすめの蚊帳をまとめて紹介します。

蚊帳とは

「蚊帳」とは、文字通り蚊などの害虫を避けるための帳(とばり)のこと。綿や麻などの繊維を粗い網目に織ったテントのようなものです。その始まりは中東で、日本に渡ってきてからも、高温多湿な日本の風土に合わせて独自の進化を遂げてきました。

害虫をブロックしつつ、風はしっかりと通す機能性の高さから、かつては夏の夜の風物詩でもありましたが、冷房の普及などにより昭和40年代頃から需要が激減しました。

体にも環境にも優しい蚊帳。微かな風が運ぶ「涼」を愉しもう。

昭和に需要が激減した蚊帳ですが、根強い愛用者もいます。実際、ニトリやアウトドア製品のブランドも蚊帳(モスキートネット)を販売をしており、その背景には「子どもの寝る空間に冷房や殺虫剤の使用は控えたい」「扇風機やエアコンではなく、風通しのよい空間で眠りたい」などの声があるようです。

現在は蚊帳のタイプも多様化しており、虫除けの役割の他にも、暮らしの空間を演出するアイテムとしても注目されています。カラーやデザインも豊富で、寝床を覆う昔ながらの蚊帳の他にも、ベビー用やベッド周りに吊るすタイプ、ワンタッチで設置できるスプリングタイプやコンパクトタイプなど、暮らしや好みに合わせたバリエーションが幅広く揃っています。

また、暮らしの変化による健康意識の見直しや、SDGsなどの環境保護の見直しもあり、電気を使わず、殺虫剤などの化学薬品も使わない蚊帳は「体と環境にも優しい道具」としても再び注目を集めているのです。

蚊帳の選び方

蚊帳を選ぶ際のポイントや、暮らしに合わせた選び方のコツなどを4つに分けて紹介します。

1. 素材

最も涼しい素材は「本麻(麻100%)」で、蚊帳らしい風情のある肌触りも魅力です。しかし本麻製は上質な素材なので値段が張る傾向にあり、丈夫でコスパの良いポリエステル素材などの蚊帳も人気です。

両麻 麻とレーヨンの混合。涼しさもあり、本麻よりもお手頃価格。
片麻 両麻と綿の混合。丈夫で涼しく、値段も手頃。
綿 やや熱がこもりやすいが、軽量。
ナイロン・ポリエステル やや熱がこもりやすいが、とても丈夫でお手入れも簡単。

2. 設置方法

吊り手が付属している場合が一般的で、蚊帳は天井や長押(なげし)から紐などを使って垂らすタイプやS字フックで吊るすタイプがあります。

ワンタッチ式の蚊帳も便利で、自立式のものが多いことに加え、設置に手間がかからず、使用場所に縛られずに色々な場所で使えるのが魅力です。

3. アウトドア用

キャンプやピクニックなどのシーンで役立つアウトドア用の蚊帳もあります。小さなテントのような形状やシングルサイズが多く、防水加工・UVカット加工がなされたものもあります。また、ベランダやテラスでの「ベランピング」などにはスリムタイプがおすすめです。

4. ベビー用

母衣 (ほろ) 蚊帳と呼ばれる赤ちゃん用の蚊帳は、竹や針金などのワイヤーとなるものを用いて子どもを覆うタイプの小さな蚊帳です。虫除けの他にも、ホコリやペットの毛の侵入を防ぐことができるのも蚊帳の魅力です。ベビーベッドに合わせやすいサイズのモデルや、ベッドと一体型になったモデルもおすすめです。

使い方・洗い方・保管方法

使い方

吊り下げタイプのセットの際には蚊が入って来ないよう、生地の裾をしっかりと床につけましょう。底付きが悪いと、夏場はゴキブリやムカデなどの侵入リスクも増えてします。

ワンタッチ式の場合は、ワイヤーなどが入っているので、そのまま開いてすぐに使用が可能ですが、折りたたみのしやすさも確認しておくとスマートです。また、折り畳んだ際にコンパクトになるものを選べば、持ち運びにも便利です。

洗い方

ナイロンなどの丈夫な素材であっても、洗濯ではなく硬く絞った布で軽く叩くように拭くのがおすすめ。中には洗濯OKのものもあるので、その場合はネットに入れて洗濯しましょう。

保管方法

麻素材のものは、直射日光や蛍光灯などの長時間照射により色あせのリスクがあるので、高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所での保管がスマートです。長期間使用しない場合は、乾燥剤と一緒に風通しのよい場所での保管がおすすめです。

おすすめ蚊帳20選

ここからはおすすめの蚊帳を計20選まとめて紹介します。数千円代でコスパの良いナイロン・ポリエステル製を中心に、日本製の麻や綿を使った蚊帳も紹介するので、ぜひ好みや用途に合ったものを見つけてみてくださいね。

吊り下げタイプの蚊帳8選

定番の吊り下げタイプは、一箇所を固定する円形蚊帳と、複数箇所を固定する四角型の2タイプがあります。

円形型のシンプルな蚊帳。ポリエステル製で、高さ300cm・直径150cmというロングタイプでありながらコスパは抜群。

柔らかな色合いで、程よいプライベート空間を作りながら、害虫の侵入を床までしっかりと防げます。洗濯機での丸洗いが可能なタイプなので、お手入れのしやすさも◎です。

「ニトリ」のモスキートネットは、吊り下げ部分がセーフティ・ジョイントになっています。引っ掛かっても負荷がかかるとはずれるので、安全性がとても高く、大人はもちろん、子どもや年配の方のベッドにもおすすめです。生地はポリエステル100%で、お手入れは手洗いのみです。

プリンセスベッドのようなビジュアルが目を引く「OUNONA」の円形蚊帳。

ピンクやブルーなど、カラーバリエーションにも富んだ仕様で、上部がフリルのレイヤーのようなデザインになっていたりと、帳としての機能に加えてデザイン性の高さも魅力の蚊帳です。

5サイズ展開の日本製蚊帳。綿100%でしっかりとした上質な質感が魅力です。

湿気を吸収し冷感もある自然素材の綿。耐久性もあり、長きに渡って愛用できる逸品です。最大8箇所で固定ができるので、外からの見た目も美しく吊り下げることが可能です。

こちらの蚊帳も全5サイズ展開の日本製で、麻15%・レーヨン35%・綿50%の片麻タイプ。

優しい肌触りの麻としっかりとした素材の綿は、両方とも冷涼感のある自然素材。そこにレーヨンを併せて採用することで機能性と価格のバランスが絶妙に取れています。

メッシュ素材の四角型蚊帳。編み目は少し粗めの設計になっており、風通しの良さは抜群です。

Amazonの口コミではブロック力の高さや、設置の手軽さに太鼓判を押す声も寄せられています。高さは210cmとややコンパクトな作りになっていますが、設置の際に紐で調整が可能です。

こちらの四角型蚊帳は、横190×縦210×高さ240cmとゆったりサイズ。ポリエステル製でコスパも良いおしゃれなモデルです。

ブラックやパープルなどといったカラーバリエーションの豊富さも魅力で、使用していないときは、4つの角にそれぞれカーテンのように結んでおくことができるので、見た目もすっきりと美しく収まります。

頑丈でシンプルな四角型蚊帳。編み目はセルラー状のメッシュ構造で虫が侵入しづらく、高さ・横200cm×縦250cmというサイズ感(6畳サイズ)も使いやすいポイントです。

口コミには「セットで使う付属の紐がしっかりしている」と細部まで品質が高いことを評価する声も寄せられています。

ワンタッチ式の蚊帳5選

底付きの折りたたみ式テント蚊帳。側面の下部に、虫刺され防止の布が付いているデザイン。睡眠時に蚊帳にぴったりと肌がついても、隙間から蚊に刺されにくくなっています。

横180cm×縦200cm×高さ150cmというサイズ感でありながら、折りたたむと直径45cmの円盤状になるコンパクトデザインなので、収納も楽々です。

1ドアタイプのワンタッチ蚊帳。縦200×横120×高さ145cmサイズのポリエステル製で、ドア部分はチャックになっています。

円盤状に折り畳んだ後は円盤状になり、持ち運びも簡単。収納ケースが付属しているのも、嬉しいポイントです。

1ドアタイプのテント型蚊帳。メッシュ素材(ポリエステル)で網目が細かく、底付きなことに加え、ファスナー用の発光カバーと収納ケースも付属しているのでアウトドアにも便利です。

お手入れの際は、水につけてそのまま手洗いが可能。サイズはシングル、セミダブル、ダブル、キングの全4種を展開しています。

四角型のワンタッチ蚊帳。底の部分はレース素材を使っており、柔らかな肌触りでしっかりと虫をブロックします。

三面にファスナーが付いており、蚊帳内でも空気の循環がしっかりとされるよう、通気性にこだわった細めのメッシュ素材を採用しています。組み立てのしやすさも魅力の1つで、口コミには「簡単に組み立てられた」とワンタッチ式ならではの手軽さに太鼓判を押す声も聞かれます。

組み立てのしやすさと、丈夫な底付きデザインが特徴の四角型蚊帳。日本製の糸で作ったハニカムネットは通気性もよく、害虫ブロック性能と丈夫さを兼ね備えています。

重さも1.4キロと軽量で、口コミには「編み目が細かい」「底面も丈夫」と太鼓判を押す声も見られます。また圧迫感のないデザインも人気の理由です。

アウトドア用蚊帳4選

きめの細かいウルトラファインメッシュが特徴の、キャンプ用テント蚊帳。トップと底の部分は防水100%なので、濡れた芝の上などで使用しても濡れにくいことに加え、UVカット機能(UPF 50+)も兼ね備えた心強いモデルです。

持ち運びを前提として設計されているので、折り畳んだ際もコンパクトに収まり、設置も簡単です。

ポップアップ式のメッシュシェルタータイプ。接続ベルトでキャンピングコットに固定することができます。頭側に便利なポケットもついており、取扱説明書が袋に縫い付けてあるため片付けも安心です。

口コミには「身長170cm程度でギリギリ」という声もあるので、サイズ感には注意が必要です。重さは1.2キロと軽量で、持ち運びやすさは◎です。

ゴムバンドを外して空中に投げるだけで、2秒以内でテントがすぐにセットアップできる超クイック設計のポップアップ蚊帳テント。

防水オックスフォード生地と、平均的なメッシュよりも細かいポリエステル製のネットでキャンプ耐性もバッチリです。長さ220cmと大きめなので、高身長の人でも安心して使用できます。

アウトドアでの食事や作業など、幅広いニーズで活躍するメッシュ付きタープテントは、下部の1辺が3m、上部の1辺は2.5mという大きめのサイズ感になっています。

上部は防水加工に加え、UVカット機能も兼ね備えており、高さも二段階調節が可能という点も特筆すべきポイント。グループでのキャンプなどに1つ持って行くと、とても心強い蚊帳になります。

ベビー用蚊帳3選

シンプルな日本製ベビー蚊帳。横70cm×縦120cm×高さ70cmとベビーベッドにも使いやすいサイズ感で、ひもをひっぱると開き、止め板金を押すと楽に閉じることができます。

ポリエステル製なので洗濯も可能で、小さくコンパクトに収納ができるのも嬉しいポイントです。

赤ちゃん用のコンパクトベッドと蚊帳がセットになったタイプ。Amazonではベストセラー1位(2021年6月現在)にもなっています。ファスナーで蚊帳部分を閉めると、蛍光灯などの光を約35%カットに加え、騒音なども25%カットしてくれる高機能型。

敷布団は選択が可能で持ち運びもしやすく、普段使いはもちろん、外出先でも活躍します。

メイドリの添い寝用のベビーベッドは、カバーと側面の両方がメッシュ素材の蚊帳になっています。360°回転のキャスター付きで、赤ちゃんを落ち着かせる緩やかな揺れを縦横ともに実現しています。

高さの調節も可能で、ベッド下の部分には収納スペースも兼ね備えた高機能モデルになっており、折りたたむと幅20cm・高さ56cmのコンパクトサイズになります。

まとめ

いかがでしたか?暮らしや用途にあった蚊帳を見つけて、今年の夏を快適に過ごしてみてくださいね。

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