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2021年06月18日 17時27分 JST

お金で世界は良くなるか。ESG投資への3つのモヤモヤを話し合います【ライブ配信】

「そんなキレイゴトでビジネスが回るのか?」「働く個人と、投資のマクロトレンドにどんな関係があるのか?」そんなギモンを入り口に話し合います。

Yuki Takada / Huffpost Japan
SDGs時代、お金で世界は良くなるか?

「2035年までに世界の自社工場で二酸化炭素の排出を実質ゼロに」(トヨタ自動車)
「2030年までに女性取締役の比率を30%に」(味の素)

こんなニュースを毎日のように目にするようになりました。多くの企業が、気候危機やジェンダー不平等の是正を目指す施策を次々と打ち出しています。

背景には、世界の「お金の回り方」の劇的な変化があります。

「ESG投資」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

企業のESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを考慮した投資のことで、これまでもっぱら「売上高」や「利益」などの財務情報で評価されていた企業が、ESGに取り組まなければ、株主からお金を調達できない時代に突入しています。

こうした変化に伴い、次のような疑問も耳にするようになりました。

いっときの流行りじゃないの?
そんなキレイゴトでビジネスが回るのか?
働く個人と、投資のマクロトレンドにどんな関係があるのか?

身近な話題からSDGsを考える「ハフライブ」。6月24日(木)21時の配信では2人のゲストをお招きします。

機関投資家としてESG投資に携わる「りそなアセットマネジメント」執行役員責任投資部長の松原稔さん、Z世代の活動家で、一般社団法人「NO YOUTH NO JAPAN」の代表理事の能條桃子さんです。

SDGs時代、お金や金融システムは本当に、世界をより良い場所に変えていく力があるのでしょうか。

【番組概要】
・配信日時:6月24日(木)夜9時~
・配信URL: YouTube
https://youtu.be/BUx7YsxdEdc
・配信URL: Twitter(ハフポストSDGsアカウントのトップから)
https://twitter.com/i/broadcasts/1dRJZNZnPAAJB
(番組は無料です。時間になったら自動的に番組がはじまります)

ESG投資への「モヤモヤ」から会話を始めます

Miyuki.Yamamoto / Huffpost Japan
SDGs時代、お金で世界は良くなるか?

Q. ESGへの取り組み、企業の利益になるの?

製品の環境負荷を削減したり、サプライチェーン全体で人権問題がないように対処したりするのは多大なコストがかかる一方で、ただちに収益に結びつきづらいという側面もあります。

一方、最近では、ESGを軽視することによる「リスク」がかなり深刻になってきています。たとえば、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは、投資先企業に女性取締役がいない場合、指名委員会の選任に反対することにしており、2020年3月からの3ヶ月で728社に反対票を投じました。ESGはもはやビジネスを続けていく上での「前提」に変化してきているのです。

Q. 個人とは関係ないんじゃ…

ESG投資のほとんどを、個人ではなく、法人の機関投資家が担っています。個人との接点の少なさから「ESG投資なんて自分には関係ないよ」と感じる人も多いでしょう。 

でも、こう聞いたらどうでしょうか。ESG投資で使われている「お金」は、実のところ、私たち一人一人の将来に備えた「年金」や「投資信託」が元手となっているのです。

金融業界の大きなトレンドは、自分のお財布とつながっています。私たちは消費者として、あるいは企業人として、どんなアクションをとることができるのでしょうか。

Q. 経済成長と気候危機対策って、本当に両立できるの?

こうしたESG投資のトレンドに対して、異議を唱える声も世界中であがっています。

「経済成長を目指す限り、気候危機は乗り越えられない」とし、無限の経済成長を目指す資本主義の見直しを求める立場です。スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが2019年の国連気候行動サミットで「私たちは大量絶滅の始まりにいます。それなのにあなたたちが話しているのは、お金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか!」と怒りのスピーチをしたことを覚えている人もいるかもしれません。

私たちは資本主義そのものを見直していかなければならないのでしょうか。

TIMOTHY A. CLARY via Getty Images
2019年、国連気候行動サミットでスピーチをするグレタ・トゥーンベリさん

機関投資家とZ世代と考えます

ゲストの2人は、ESGを語る上で欠かせないプレーヤーです。

松原さんには、企業にESG投資をする機関投資家の立場からお話をしてもらいます。 

「数字」だけでは分からない、ESGへの取り組み。松原さんは、投資先企業のサプライチェーンの「人権リスク」を調べるため、海外の生産地まで自ら足を運ぶこともあるといいます。

投資家として、企業のESG課題とどう対峙しているのか。また「収益追求」と「ESG」とのジレンマを感じることはないのか。お話を聞きます。

そして、企業のESGを注視しているのは投資家だけではありません。

もう一人のゲストの能條さんは1月、トゥーンベリさんらと一緒に、ベトナムで計画されていた石炭火力発電所「ブンアン2」をめぐり、出資先の三菱商事や融資する銀行に公開質問状を送付。投融資の撤退を求めました。その後、それぞれの企業の担当者と対話を果たしたそうです。能條さんらZ世代の声は、投資家や企業にどんな影響を与えているのでしょうか。

 

また、能條さんは「意識が高い、低いに関係なく、誰もが政治や社会問題に興味をもつようになってほしい」との思いで、SNSで分かりやすく社会問題を伝えるメディア「NO YOUTH NO JAPAN」を運営しています。個人は毎日の生活や仕事のなかで、企業や投資家にどんな働きかけができるのでしょうか。能條さんに聞きます。

【番組概要】
・配信日時:6月24日(木)夜9時~
・配信URL: YouTube
https://youtu.be/BUx7YsxdEdc
・配信URL: Twitter(ハフポストSDGsアカウントのトップから)
https://twitter.com/i/broadcasts/1dRJZNZnPAAJB
(番組は無料です。時間になったら自動的に番組がはじまります)