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2020年08月20日 09時53分 JST | 更新 2020年08月20日 09時59分 JST

ダイバーシティを“知ったかぶり”してるかも?働く人が身に付けたい「多様性の新教養」

「LGBTQの友だちがいるから、理解している」という発言、聞いたことがありませんか?8月25日(火)午後9時から配信のハフライブで話し合います。

Maya Nakata / Huffpost Japan
0825 ハフライブ

毎日一緒に仕事をしている同僚や上司のことを、私たちはどこまで知っているでしょうか。

最近よく聞く「ダイバーシティ」や「LGBTQ」という言葉。例えばLGBT総合研究所の2019年の調査によると、「LGBT」という言葉自体の認知は 91.0%にものぼります。

言葉の認知度が上がっていること自体は喜ばしいことです。しかし、普段働く中で「ダイバーシティを認め合う環境が整ってきたな」と実感することは、どれくらいあるでしょうか?「冗談だよ」と言いながら差別的なことを言う人も、悪意はなくても「知ったかぶり」になってしまっているケースも、まだまだあるのではないでしょうか。

それに、「ダイバーシティ(多様性)」という言葉は突き詰めると奥が深いものです。例えば「スケジュール」の考え方は国や文化によって異なります。「仕事で5分遅刻をすること」ひとつとっても、日本と海外では大きく受け止め方が異なる場合があるのです。グローバル化で様々な国の人と仕事をするようになった今、そうした「時間のダイバーシティ」も私たちが考えるべきことの一つかもしれません。

そこで8月25日(火)のハフライブ では、「これもダイバーシティ?」と思うような事例などを紹介しながら、一人一人が安心して、自分らしく働ける環境をつくるためのヒントを話し合います。

一人目のゲストは、ダイバーシティ経営に積極的に取り組むアクサ生命CEOの安渕聖司さんです。「商社や金融業界のいわゆる“男社会”にいたからこそ、ダイバーシティの重要性に気付いた」と話す安渕さん。ダイバーシティを生かす組織の作り方や、バックグラウンドや価値観の違う相手と一緒に働くときに大切にしたいことについて伺います。

もう一人のゲストは、ゲイであることをオープンにしながらLGBTQについて発信している松岡宗嗣さん。セクシュアリティの悩みが原因で働きにくいと感じる人が一人もいない社会にするためにどうしたらいいのか、当事者の視点も交えてお話いただきます。

▶︎視聴は以下のURLから(無料です。時間になったら配信が開始されます)

URL : https://twitter.com/i/broadcasts/1MnxndrZlLOGO

 

 【こんな人にオススメです】

・LGBTQやダイバーシティ、言葉は知っているけれど「なんだか難しい」と感じる人。

・「LGBTQの友だちがいるから理解しているよ」という言葉を、聞いたり口にしたりしたことがある人。

・「企業はイノベーションにつながるからダイバーシティに取り組む」と思っている人。

・世界と日本の「ダイバーシティ」の最前線を知りたい人。

 

LGBTQ「知らなかった」はもう通用しない

日本ではこれまでLGBTQに関する差別やハラスメントを禁止する法律はありませんでした。しかし、2020年6月から大企業を対象に施行された改正労働施策総合推進法(通称「パワハラ防止法」)によって、初めて性的指向(=好きになる性)や性自認(=認識している自分の性)に関するハラスメント(=SOGIハラ)や、人の性的指向や性自認を本人の同意なく第三者に暴露する「アウティング」などへの対応も、法律上の“義務”となったのです。

「ウチの会社にLGBTはいないから関係ない」は通用しません。

日常会話の中にも、一見ポジティブに見えても注意したほうがいい“知ったかぶり”もあります。

例えば「LGBTQの友だちがいるから、理解あるよ」という言葉。

「当事者の友人がいる“から”理解している」と言い切ってしまうのは注意が必要だ、とゲストの松岡さんは言います。

番組では、このようなよくある“勘違い”について、具体的な例を挙げながら紹介します。

ダイバーシティは“腹落ち”しにくい? 

グローバル化が進み、多様な国や人種、宗教やアイデンティティを持つ人が一緒に働く時代。実は「時間」や「リーダーシップ」などにも多様性があること、知っていますか。

例えばリーダーシップのあり方を国別にみてみると、フラットなチームを作ることが望ましいと思う傾向が強い国もあれば、上下関係がはっきりしたチームづくりをしてこそリーダーシップがある、と捉える国もあります。

しかし、こうして世の中のあらゆる多様性を意識するほどに、こんな疑問も浮かんでくるかもしれません。

・職場において多様性はどこまで受け入れるべき?組織には一定の「統一性」も必要なんじゃないか?

・多様性が重要なのはわかるけれど、“コスト”がかかるのも事実。「ダイバーシティのコスト」とどう向き合えばいい?

安渕さんは、経営者として「ダイバーシティ」を社内のメンバーに“腹落ち”させるためにどんな工夫をしているのか。具体的にお伺いします。

また、様々な人種や宗教の人が暮らすアメリカやヨーロッパで長年ビジネスに携わってきた経験などをもとに、今後、働く個人が知っておきたい「ダイバーシティの教養」についても、聞いてみたいと思います。

 

▶︎視聴は以下のURLから(無料です。時間になったら配信が開始されます)
URL : https://twitter.com/i/broadcasts/1MnxndrZlLOGO 

 

日時:8月25日(火)午後9時〜

テーマ:「ダイバーシティと知ったかぶり」

ゲスト:

安渕聖司さん/アクサ生命CEO
松岡宗嗣さん/一般社団法人fair代表理事

パーソナリティー:辻愛沙子さん(arca CEO /クリエイティブディレクター)、竹下隆一郎(ハフポスト日本版編集長)