「強い女だって辛い日もある」米アーティストがメンタルヘルスサイトを開設

ミーガン・ジー・スタリオンさんが、ファンたちがメンタルヘルスの支援を受けられるようウェブサイトを開設した。そこには通常メンタルヘルスにおいて疎外されがちな、黒人やLGBTQコミュニティ専門のリソースも掲載されている。
ミーガン・ジー・スタリオンさん(2022年8月26日・イギリス)
ミーガン・ジー・スタリオンさん(2022年8月26日・イギリス)
Jo Hale via Getty Images

アメリカのアーティスト、ミーガン・ジー・スタリオンさんが、ファンたちがメンタルヘルスの支援を受けられるよう、大きな一歩を踏み出した。


彼女は9月末、「Bad Bitches Have Bad Days Too(意訳:強い女だって辛い日もある)」というウェブサイトを開設した。彼女の曲「Anxiety(不安)」の歌詞から名付けられたこのサイトには、メンタルヘルスに関するサイトや無料のセラピーを提供する団体へのリンク、自殺防止や薬物乱用に関する相談先の電話番号など、役立つ情報が掲載されている。

そこには通常メンタルヘルスにおいて疎外されがちな、黒人やLGBTQコミュニティ専門のリソースも掲載されている。

ファッションメディア「The Cut」によると、ミーガン・ジー・スタリオンさんはメールでこのサイト開設についてファンたちに伝えたという。

彼女は以前、俳優のタラジ・P・ヘンソンが配信しているFacebook Watchでのシリーズ番組で、2019年に母親を脳腫瘍で亡くした後、セラピーを始めたことを打ち明けた。

番組内で彼女は、「両親とも亡くして、『誰に相談すればいいの?どうしたらいいの?』って感じた。それから、助けを求めてもイイんだと学んだ。セラピーに行くことを望んでもいいんだって」と語った。

また2022年2月には、亡き両親を讃えるチャリティーを設立し、メンタルヘルスに加え、教育や住居、医療保健に関わる支援を提供している。


ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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