『ミニオンズ』最新作をスーツ姿で観に行くのが流行➡︎迷惑行為で上映中止も

いくつかの映画館では、迷惑行為のため他の観客にチケットの払い戻しをしなければならない事態になったという。
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『ミニオンズ フィーバー』のワンシーン
『ミニオンズ フィーバー』のワンシーン
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海外ではすでに、7月1日から公開が始まっている国もある映画『ミニオンズ』の最新作をめぐり、若者を中心としたトレンドが物議を醸している。

スーツとネクタイを着用して大人数で映画館に向かうというものだが、一部がスクリーンに物を投げるなど迷惑行為をしているからだ。

このトレンドは #GentleMinionsと名付けられ、TikTokではスーツ姿の大勢の若者たちがエスカレーターで映画館に向かう様子や、彼らが鑑賞中に大きな拍手をしている動画などが投稿され話題となっている。

最新作『ミニオンズ フィーバー』は、1970年代を舞台に繰り広げられる、11歳のグルーとミニオンたちの物語。これまでの関連作品以上に人気を博し、北米では7月3日までに、すでにチケット売上が推定1億850万ドル(約147億円)に達しているという。

一部の人は、映画の大成功はこのTikTokトレンドにあるのではないかと考えている。2017年に公開された前作からの「待ち続けた5年間の終わり」を祝うZ世代により、スーツに身を包み怪盗グルーの仕草を真似する彼らの動画は「インターネットミーム」となって広がり、SNSで何百万回も再生されている。

しかし、一部の映画館はこうしたムーブメントに激怒している。スーツ姿の若者たちは館内でスクリーンに物を投げるなど、大きな騒ぎを引き起こしているためだ。

BBCによると、いくつかの映画館では、迷惑行為のため他の観客にチケットの払い戻しをしなければならない事態になったという。

イギリス海峡にあるガーンジー島唯一の映画館では、破壊行為や従業員への暴行など「酷く悪質な行為」が行われ、同映画の上映が中止された。こういった行為により、映画館は巨額の経済的被害を負ったという。

ソーシャルメディアでは、「最近の #GentleMinions流行による迷惑行為を受け、正装でご来場のグループは『ミニオンズ フィーバー』をご鑑賞いただけません」と書かれた注意書きが映画館チェーン「オデオン」で掲示されていたという投稿もあった。

一方、同映画シリーズを制作するユニバーサル・ピクチャーズはこのトレンドについて、公式Twitterで「スーツ姿でミニオンズを観に来ている皆さんへ、君たちを見ているし、大好きだよ」と投稿した。

『ミニオンズ フィーバー』は日本では7月15日から公開される

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。