坂本龍一さん「音楽に罪はない」 電気グルーヴ作品の出荷停止に、声を上げるミュージシャンたち

「断固反対する」「なんでも自粛にしていく風潮はやめてほしい」といった声が上がりました
坂本龍一さん
坂本龍一さん
時事通信社

コカインを使用したとして逮捕されたピエール瀧さんが所属する「電気グルーヴ」のCD・音源が回収、出荷・配信停止となり、波紋が広がっている。

音楽家の坂本龍一さんが、同じ音楽に携わる立場として「音楽に罪はない」と苦言を呈すなど、ミュージシャンから事務所側の“自粛”に疑問を投げかける声が上がっている。

「電気グルーヴのCDおよび映像商品の出荷停止、在庫回収、配信停止」
なんのための自粛ですか?電グルの音楽が売られていて困る人がいますか?ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいいんだけなんだから。音楽に罪はない。

— skmtcommmons (@skmt09) March 14, 2019

坂本さんは3月15日、Twitterで「なんのための自粛ですか?電グルの音楽が売られていて困る人がいますか?」と、逮捕を受けた“自粛”の是非を問いかけた。

「ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいい」と見解を述べた上で、「音楽に罪はない」と語気を強めた。

電気グルーヴの作品の出荷停止、店頭在庫回収、配信停止に、断固反対する。 https://t.co/9D0bKornsf

— ソウル・フラワー・ユニオン (@soulflowerunion) March 14, 2019

ロックバンドのソウル・フラワー・ユニオンは、回収対応の是非を問うツイートを紹介しながら、「断固反対する」と明確な立場を示した。

とりあえず何でも自粛にしていく風潮はやめて欲しいけど、会社の規約、コンプライアンスなど仕方ないところはあるのだろうな…。電気グルーヴは本当にカッコいいし、まだまだ知られるべき音楽なのに。 https://t.co/hKnRNXuchw

— ピエール中野 凛として時雨 from 埼玉 (@Pinakano) March 14, 2019

ロックバンド「凛として時雨」のドラマー・ピエール中野さんは、「なんでも自粛にしていく風潮はやめてほしい」と訴える一方、「コンプライアンスなど仕方ないところはあるのだろう...」と理解も示した。「電気グルーヴは、まだまだ知られるべき音楽なのに...」と残念がった。

日本では瀧さんの作品への心配が議論されてますが、
米国でもマイケル・ジャクソンの楽曲の取り扱いが物議を醸してます。

やはりその人作品は切り離して扱うべきだと思うけどなぁ…。
https://t.co/ZoEvbFgGgO

— Emi🛰草野絵美 (@emikusano) March 12, 2019

エレクトロユニット「Satellite Young」を主宰する草野絵美さんは、性的虐待疑惑のあるマイケル・ジャクソン氏の楽曲放送停止がアメリカで物議を醸していることを紹介しながら、「やはりその人と作品は切り離して扱うべきだと思う」と疑問を呈した。

この記事には違法薬物についての記載があります。

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