銃乱射事件が起きたフロリダ州の高校、2人目の自殺者か。地元危機管理室はメンタルケアを呼びかけ

先週亡くなった元生徒は、PTSDとサバイバーズ・ギルトに苦しめられていた
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2018年2月に銃乱射事件が起きたアメリカ・フロリダ州の高校で生き残った生徒の中から、2人目の自殺者が出たようだ。この事件をめぐって、卒業生の自殺が3月22日に報じられたばかりだった。

地元警察はハフポストの取材に対し、死因は自殺と見られると話した。生徒は未成年で、事件のあった高校の在学生だった。名前は明かされていない。

地元当局は生徒の死亡について捜査を続けている。

22日には、事件当時に生徒だったシドニー・アイエロさんがPTSD(心的外傷後ストレス障害)とサバイバーズ・ギルト(生き残った罪悪感)に苦しめられた末に自殺で亡くなったと家族が発表していた。2018年2月にマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた銃乱射事件では、元生徒によって生徒と教職員ら17人が殺害され、数十名が負傷した。

亡くなったアイエロさんは、この事件で殺害された生徒の一人、メドー・ポーラックさんと親しい仲だった。

事件当時の元生徒で反銃暴力を訴えているデイビッド・ホッグさんは、Twitterで追悼した。

「政府や校区がこの問題に取り組むには、あと何人の子供達が自ら命を絶たなければならないのか?」

How many more kids have to be taken from us as a result of suicide for the government / school district to do anything?

Rip 17+2 🧡😭

— David Hogg (@davidhogg111) March 24, 2019

フロリダ州危機管理室室長でマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の卒業生のジャレッド・モスコウィッツ氏はTwitterで「今こそフロリダ州議会が動く時。昨年と同じだ。メンタルヘルスは両党が協力するべき問題。会期中である今がその時だ」と話した。

地元紙マイアミ・ヘラルドによると、ロン・デサンティス州知事は元生徒らの自殺を認知しているものの、自殺防止などの取り組みは地元当局に委ねられているという。

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ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。

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