PRESENTED BY BRANDED SHORTS

「ドキッとした」LiLiCoさんが、あるブランデッドムービーを見てそう話す理由。命を守るために、伝えたい思いがある

忙しい毎日を過ごすあなたにこそ届いてほしい、検査薬の会社がつくったブランデッドムービーが伝える、あるメッセージとは……。ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社の代表取締役社長兼CEO・小笠原信(まこと)さん、映画コメンテーターのLiLiCoさんに話を聞きました。
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社の代表取締役社長兼CEO・小笠原信さん(右)とSSFF & ASIAアンバサダー、映画コメンテーターのLiLiCoさん
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社の代表取締役社長兼CEO・小笠原信さん(右)とSSFF & ASIAアンバサダー、映画コメンテーターのLiLiCoさん
Yuko Kawashima

初恋の人と結婚する確率。四つ葉のクローバーを見つける確率。そして、日本人ががんになる確率は……。

検査薬のリーディングカンパニー、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社が、検査の大切さを伝えるブランデッドムービーをつくった。

約1分半のムービーでは、観る人の興味を引く様々な「確率」を見せる中で、忙しい日々ではつい後回しにしがちな「検査の重要性」を気づかせてくれる。

東京都内で6月に開催された「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2023(以下、SSFF & ASIA 2023) BRANDED SHORTS」では、このムービーを上映し、制作の裏側を語るセミナーを開催した。

セミナーには、ロシュの代表取締役社長兼CEO・小笠原信さん、SSFF & ASIAアンバサダー、映画コメンテーターのLiLiCoさん、制作を担当したジェイアール東日本企画のクリエイティブディレクター、山口広輝さんが登壇。ハフポスト日本版は、セミナー、そして小笠原さんとLiLiCoさんの対談を取材した。

「さいしょに病気とたたかう薬は、検査薬だ」込められた思い

ロシュが公開したブランデッドムービーより
ロシュが公開したブランデッドムービーより
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

様々な病気の予兆や体の異常を見つけるための「検査」。皆さんは、どんなイメージを持っているだろうか。

怖い?面倒?痛そう……?

セミナーでロシュの小笠原さんは、検査は「からだの今の『天気図』を知るようなもの」だと話した。

「検査とは、からだの『今』を知るのを助けるものです。いまの天気を知ることで、次に何をするべきか、お医者さんや患者さんが判断するのを助けています。自分の体の状態や病気の予兆をつかむことで、病気になる前に知ってもらう。それが、早期治療につながっているのです」

小笠原信さん。ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社代表取締役社長兼CEO。2008年に同社に入社、2012年より現職
小笠原信さん。ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社代表取締役社長兼CEO。2008年に同社に入社、2012年より現職
Yuko Kawashima

ロシュは検査の大切さを「多くの人に知ってほしい」と、ブランデッドムービーを制作した。

ムービーのタイトルは『さいしょに病気とたたかう薬は検査薬だ』。検査を支える人々の思いを乗せて、このタイトルがつけられた。

ムービーでは、初恋の人と結婚する確率(1%)、四つ葉のクローバーを見つけられる確率(0.01%)と、様々な低確率の「偶然」が紹介された後、からだをめぐる「高確率」な事実が紹介される。

《日本人が、がんになる確率=男性で65.0%、女性で50.2%》

《初期段階で発見した子宮頸がんの5年生存率=95.7%》

ロシュが公開したブランデッドムービーより
ロシュが公開したブランデッドムービーより
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

日頃から乳がんや子宮頸がんの検査を定期的に受けているというLiLiCoさんも、ムービーのその数字を見て「ドキッとした」と話した。

「とてもわかりやすくて、とても素敵で、でもちょっとドキッとするムービー。『あ、検査に行かなければいけない』と思いました」

「人ってやっぱりゾッとしないと、気づかないと思うんですよね。このムービーを通して『検査薬というものが、私たちを助けてくれる』と気づけたことは、すごく大切なことだと思います」

LiLiCoさん。アニメの声優やナレーション、俳優などマルチに活躍する映画コメンテーター。ショートショート フィルムフェスティバル&アジア・アンバサダー
LiLiCoさん。アニメの声優やナレーション、俳優などマルチに活躍する映画コメンテーター。ショートショート フィルムフェスティバル&アジア・アンバサダー
Yuko Kawashima

検査をいかに「自分ごと化」してもらえるか。ムービーを見た人たちの心に届けるにはどうすればいいのか。制作を担当した株式会社ジェイアール東日本企画のクリエイティブディレクター、山口さんは、制作陣と頭を悩ませたという。

「検査や検査薬の役割とは何かと考えた時に、病気で痛みに苦しんだり、人が亡くなってしまったりという確率を下げることだと思いました。では、実際の確率はどのくらい下がるんだろうと調べたら、初期段階で発見した子宮頸がんの5年生存率は95.7%ということが分かりました」

「この数字だけでも驚く内容なんですが、それに加え、検査の大切さも伝え、同時に検査薬というものはどんな人が、どんな気持ちで作ってるのか、ということを入れ込みたいなと思い、このようなムービーにしました」

山口広輝さん。株式会社ジェイアール東日本企画クリエイティブディレクター/コピーライター
山口広輝さん。株式会社ジェイアール東日本企画クリエイティブディレクター/コピーライター
Yuko Kawashima

小笠原さんは「私たちの検査に対する思いに共感していただき、思いが1つになって、このような素晴らしい作品が生まれたんじゃないかなと思います」と笑顔を見せた。

このムービーの他にも、ロシュは第二弾のムービー『検査薬はささえる、病気の前も後も、ずっと』を公開。この夏には第三弾を制作し、秋に公開予定だ。

(2023年10月5日追記:10月1日にムービーの第三弾『検査薬で見えてくる未来を、もっと』が公開された)

【対談】「人々の心に届ける」ブランデッドムービー。ロシュ・小笠原さんとLiLiCoさんの思い

セミナー後に行われた、ロシュの小笠原さんとLiLiCoさんの対談では、このブランデッドムービー、そしていかに検査の大切さを伝えるかということについて深掘りした。

対談をするロシュの小笠原さん(左)と、LiLiCoさん
対談をするロシュの小笠原さん(左)と、LiLiCoさん
Yuko Kawashima

様々な広告の手段がある中で、ロシュは「人々の心に届ける」ためにブランデッドムービーという方法を選んだ。

ムービーは、ロシュグループの公式YouTubeチャンネルでも公開されている。

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は、スイスに本社を置くロシュグループの診断薬事業部門の日本法人。小笠原さんによると、ムービーにはロシュの海外の拠点からも大きな反響があったという。

「ロシュは世界150カ国以上でビジネスを展開していますが、全世界で作られたロシュグループの動画の中でも、わずか半年でベスト10に入りました。作った我々が1番びっくりしました。海外の広報チームから、英語字幕をつけてほしいとの依頼もあったくらいです」

対談で話すロシュの小笠原さん
対談で話すロシュの小笠原さん
Yuko Kawashima

「大号泣した」LiLiCoさんが検査の大切さを痛感

LiLiCoさん自身も、検査の大切さを痛感した経験がある。

「私も、腫瘍マーカー検査を受けた時に、どこかにガンがありますと言われたことがあるんです。もうボロボロに泣きました。でもどこなのかが分からないから、子宮頸がんも含め全部検査しました。もう病院の待合室で大号泣しました」

最終的には大病は見つからなかったものの、「検査の重要性に気付かされた」出来事だったという。「検査がいかに大切かということを皆さんにも知ってほしい」と切実な思いを語った。

小笠原さんはLiLiCoさんの言葉に頷きながら、日本での子宮頸がん検査については以下のように付け加えた。

「実は、欧米各国では今、子宮頸がんによる死亡率は下がってきているのに、日本だけは上がってきています。背景には、日本では子宮頸がんの検査、及びワクチンを受ける機会が少ないということがあります。※ 正しい認識が広がって、検査を受ける方が増えてくれればと思います」

※国立がん研究センター がん対策研究所「第78回がん対策推進協議会資料提供」より)

新型コロナウイルス感染症で少し変わった日本人の検査への意識。そして、次の一歩は

コロナ禍では、感染時だけでなく国内外への渡航や出張、職場などあらゆる場面で「PCR検査」や「抗原検査」などが必要になった。

LiLiCoさんは「私もオーディションなどのたびに必ず検査をしていました」とし、コロナ禍を振り返った。

「医療関係の皆さんは本当に大変だったと思います。検査薬を作ってくださっているロシュさんのような企業もフル回転でがんばってくださった。そのおかげで私もたくさんのオーディションを受けることができました」

LiLiCoさん
LiLiCoさん
Yuko Kawashima

コロナ禍を経て、検査は少し私たちの生活に身近なものになったのかもしれない。これをきっかけに、次の一歩ではどのように変わっていけるのか。小笠原さんはこう語る。

「コロナ禍で、検査についてよく分かっていただけたと思います。ではそこで、例えば2年間行くことができなかった健康診断も、今年は受けようと思ってくださる方が、千人のうち一人でもいれば、とてもうれしいです」

「命を守るためにも。この記事を読んだ後には…」

LiLiCoさんは、この記事を読んだ読者に伝えたいことがあるという。

「自分を大切にするために、検査を忘れないでください。命を守るためにも。この記事を読んだ後には、ぜひ検査の予約を入れてほしいと思います」

さまざまな検査を定期的に受けているというLiLiCoさん。子宮頸がんや乳がんの検査は、国が推奨する「2年に一度」、健康診断などの検査も「年に一度」の頻度で受け、からだの「今」を把握している。

「自分のため、愛する人と長く一緒に生きるための検査を、決して忘れないで」と呼びかける。

対談の様子
対談の様子
Yuko Kawashima

小笠原さんも、何かあった時にいつでも相談できる「かかりつけ医」を持つ大切さと同時に、検査についてもこう呼びかけた。

「どうか、検査を受ける時間を惜しまないでほしいと思います。それによって、分かることがたくさんあります」

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