東日本大震災からまもなく8年を迎える。平成の次の時代にも震災の教訓を伝えようと、東京・渋谷のスクランブル交差点に3月1日、ヤフーの巨大広告が登場した。
巨大広告は、「悲しみだけで終わらせてはいけない。経験を学びに変えて備えなければいけない」と呼びかけ、東日本大震災で最も高いとされる津波の高さ(16.7メートル)の位置を赤く線で示している。
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ヤフーは2017年にも銀座のソニービルに同様の広告を掲げ、話題を呼んだ。
広告は、「平成は終わるけど、時代は次へと進むけど、あの日のことは忘れないで。ヤフーはそう願います」と結ばれている。
「全国統一防災模試」第2弾もスタート
ヤフーは2018年に行った「全国統一防災模試」を今年も実施する。
こちらは、前回の「防災模試」で正答率が低かった問題などを中心に25問が出題される。
正解した設問のタイプや解答速度から、防災に必要な①防御力②行動力③協働力④知識力⑤判断力を分析し、結果をチャートで示してくれる。「Yahoo! JAPAN」のアプリやスマートフォン向けウェブページから挑戦できる。
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<設問例>
・身近にある材料を2つ選んで簡易的なランプを作りなさい。→画像を選択して回答
・家族の安否を知るため、災害用伝言ダイヤルの番号に電話をかけなさい。→電話のインターフェースをタップして解答
・倒れている人を発見。正しいスピードでタップして心臓マッサージをしなさい。→画面をタップして解答
担当者は「もうすぐ平成が終わる。次の時代に学びと記憶を伝えるために、若者の街である渋谷に広告を出しました」と語る。
広告や模試は31日まで。