就活は「やりたいこと」より「安定」。2020年卒の意識調査で明らかに

2001年の統計開始以来、トップを守ってきた項目が変わる結果に。安定したいけど、必要以上のノルマは科されたくない?

2020年春に大学を卒業する学生に実施した就職意識調査で、志望企業選択のポイントについて、「安定している会社」が39.6%で2001年の統計開始以来初めてトップになった。株式会社マイナビが4月15日、調査結果を発表した

企業の合同説明会に並ぶ2020年春に卒業予定の大学生=1日、千葉市の幕張メッセ
企業の合同説明会に並ぶ2020年春に卒業予定の大学生=1日、千葉市の幕張メッセ
時事通信社

 2020年卒は「やりたいこと」より「安定」

実施されたのは『2020年卒マイナビ大学生就職意識調査』で、学生の就職意識や就職活動全体の動向を探るを目的で毎年行われている。

それによると、学生が企業を選択する際に重視するポイントを聞いた項目で、「安定している会社」が39.6%でトップとなり、2001年から19年卒の調査までトップだった「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」(35.7%)を初めて抜いた。

 行きたくないのは、「ノルマがきつそうな会社」

一方、同じ調査で学生に行きたくない会社について聞いた結果、19年連続で1位となっていた「暗い雰囲気の会社」の28.5%を抜いて、「ノルマのきつそうな会社」が34.7%がトップになった。

最近の就活生の傾向は、安定はしたいけど、必要以上のノルマは科されたくないというものになったと言える。人事の採用担当者や研修担当者はこの結果をどう受け止めるのだろうか。

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