聖火ランナーの最初は、なでしこジャパン優勝メンバー「日本国民に勇気与えた」(東京オリンピック)

組織委員会の森会長は「世界一となり、東日本大震災直後の日本国民に多くの勇気と希望を与えてくれた」と理由を説明した。
なでしこジャパン
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時事通信社

2020年東京オリンピックの国内最初の聖火ランナーが、2011年の女子サッカーワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」のメンバーに決まった。

大会組織委員会の森喜朗委員長が12月17日に記者会見で発表した

森会長は「2011年の女子サッカーワールドカップで世界一となり、東日本大震災直後の日本国民に多くの勇気と希望を与えてくれた」と理由を説明した。

記者会見では、聖火リレーが実施される各市区町村の詳細なルートも発表。2020年3月26日に福島県のJヴィレッジを出発して全国を巡る。

香川県坂出市の瀬戸大橋、沖縄県の首里城守礼門、広島県廿日市市の厳島神社といった日本の名所に加えて、復興の観点から、岩手県内の聖火リレーは陸前高田市の「奇跡の一本松」からスタート。山梨県では富士山5号目で実施するという。

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