新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策で1人10万円が支給される「特別定額給付金」は、早い市区町村では5月8日までに支給が開始されるという。
給付金の申請は郵送かオンラインで行われる。5月3日までに申請が始まったのは、郵送方式で91の市区町村、オンラインで826の市区町村という。
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西村康稔経済再生担当相は5月3日に行われた記者会見で、5月2日正午時点のオンライン申請が19万件を超えたとして、「出来るだけ早く必要とされる人に届けたい」と語った。
また、給付金について「受け取った上で本当に厳しい思いをしてる方に寄付をしたいという方もいると思う」として、内閣官房の公式サイトで新型コロナウイルスへの対応をめぐって寄付を募っている団体を紹介するページを立ち上げたと紹介。
「こうした情報提供を引き続き行なっていきたい。ぜひご活用いただきたい」と呼びかけた。
緊急事態宣言は5月7日以降も1カ月程度延長される見込みで、5月4日には安倍晋三首相が記者会見を行う。
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西村氏は、同日開かれる専門家会議の意見を踏まえ、今後は公園、美術館、博物館や図書館は感染防止策を徹底した上で一定程度の活動を再開できるようにすると述べた。