コンビニ大手・ファミリーマートが、生理用品25種類を3月9日から12月31日まで、通常価格(税込価格)より2%引きで販売することを発表した。
2%割引で販売するのは、全国のファミリーマートおよそ16400店舗(沖縄県は除く)。対象になるのは、「センターイン」や「ロリエ」ブランド商品など25種類だ。
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同社の発表では、生理用品は、「生活必需品の1つ」だとし、「海外では生理用品を無料提供する法案が成立し注目を集めるなど、国内外で様々な議論が起きております」と現状についても言及。割引の理由について「日々の生活に必要なものは少しでもお求めやすい価格にて提供したい」と説明した。
2021年9月に創立40周年を迎えるファミリーマートは、1年間かけてプロジェクト「40のいいこと⁉」に取り組んでいる。生理用品の割引はその一環として行われ、国際女性デーである3月8日の翌日からスタートする。
「生理の貧困」日本にも
ナプキンやタンポンなどの生理用品の購入費用を負担できない「生理の貧困」。日本でも「生理の貧困」は存在し、高校生以上の生徒・学生のうち、5人に1人が「金銭的理由で生理用品を買うのに苦労した」というアンケート調査結果が明らかになっている。
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海外では、一部の国では、政府が生理用品を無料で配布したり、軽減税率を導入したりする取り組みが行われているが、日本では、国による生理用品の無料提供などの政策はない。
そうした中始まるファミリーマートの割引販売については、「すてきな取り組み」「ファミマの心意気に感動した」「今度必要になったらファミマ行く」などネットでは好意的なコメントが多くみられる。