『シン・ウルトラマン』公開延期。新型コロナで「制作スケジュールに影響」と発表

「予定していた『2021年初夏公開』ではなく、新たな公開時期へ調整させて頂きます。スタッフ一丸で鋭意制作中です」

『シン・ウルトラマン』今夏公開から延期 新型コロナで「制作スケジュールに影響」

 俳優の斎藤工が主演を務める映画『シン・ウルトラマン』が、新型コロナウイルスにより制作スケジュールに影響が出たため、今夏公開を延期し新たな公開時期を調整することを26日、発表された。

 円谷プロダクション、東宝、カラーは共同で「予定していた『2021年初夏公開』ではなく、新たな公開時期へ調整させて頂きます。スタッフ一丸で鋭意制作中です。どうか楽しみにお待ち頂ければと思います。今後の公開予定に関しては、決定次第、映画公式サイトと公式SNSでお知らせいたします」とコメントを発表した。

 1966年に誕生した特撮テレビドラマ『ウルトラマン』を現代社会に登場させる同映画は、企画・脚本を庵野秀明氏、監督を樋口真嗣氏が務め、『シン・ゴジラ』(2016年)を大ヒットに導いた盟友タッグが再び手を組んだ。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(1954年)の現代社会での再構築であったように、本作も当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃をもたらすことを目指す。

 主演の斎藤のほか、長澤まさみ西島秀俊有岡大貴早見あかり田中哲司山本耕史岩松了長塚圭史嶋田久作益岡徹山崎一和田聰宏らが出演する。

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