テニスの大坂なおみ選手は現地時間の3月27日、自身のSNSで、アメリカで増えているアジア系の人々へのヘイトクライムに言及した。
この中で大坂選手は「タピオカティーやアニメ、寿司、餅、抹茶などと同じように人々がアジア系の人々も愛してくれたら...」とツイート。
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「ある文化から生まれたもので利益を得て楽しんでおきながら、それをつくり出した人種を攻撃し、ないがしろにしていると想像して」と続けた。
同日、インスタグラムでは自身のツイートを画像にしたものを投稿。
現在アメリカを中心に抗議の輪が広がっている「#stopasianhate」というハッシュタグを付け、「これがハッシュタグ・スローガンでなければならないことが本当に悲しいです。それは(本来)常識であるはずですが、今のこの世界では常識ではないようです」と綴った。
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2021年2月に行われたテニスの4大大会・全豪オープンで自身2度目の優勝を果たした大坂なおみ選手は、これまでも人種差別に抗議する姿勢を貫いてきた。
優勝した2020年9月の全米オープンでは、毎試合、黒人に対する人種差別や警察による暴力の犠牲者の名前が入ったマスクを着用して入場していた。
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