アートとカルチャー
2021年11月06日 11時27分 JST

ジョージ・クルーニー、子どもの顔写真を公開しないようメディアに要請「命の危険にさらされる」【文書全文】

「私は公人であり、仕事の代償として、差し出がましい写真をときには受け入れています。ですが子どもたちはそのような約束をしていません」

Samir Hussein via Getty Images
ジョージ・クルーニー氏

「どんな出版物でも、彼らの顔が表紙に載ってしまえば、私たちは子どもたちを守ることはできません」

俳優のジョージ・クルーニー氏が、自身の子どもたちの顔写真を掲載しないよう求める公開文書を一部のメディアに提出した。クルーニー氏と妻の間には2人の子がおり、写真の公開は「子どもたちの命を危険にさらす」ことになると訴えている。

クルーニー氏は、「オーシャンズ」シリーズや「マイレージ、マイライフ」など数々の映画に出演。監督としても活躍している。クルーニー氏の妻アマル・クルーニー氏は人権派の弁護士として知られる。BBCによると、2人は2014年に結婚し、3年後に双子を授かった。

公開文書で、クルーニー氏は「私は公人であり、仕事の代償として、差し出がましい写真をときには受け入れています」と前置きをした上で、「ですが子どもたちはそのような約束をしていません」とつづった。さらに、自身と妻はソーシャルメディアを利用せず、子どもたちをできる限り守っていること、顔写真の公開によって子どもたちの安全が脅かされることへの懸念を訴えた。

 

<文書全文>

クルーニー氏が、イギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」に宛てた公開文書の全文は以下のとおり。

 

ビリー・ラード(アメリカの俳優)の1歳の赤ちゃんの写真があなた方の出版物に掲載されているのを目にし、その後その写真は取り下げられたようですが、私たちの子どもの顔写真を掲載するのは控えていただきたいと思います。

私は公人であり、仕事の代償として、差し出がましい写真をときには受け入れています。ですが子どもたちはそのような約束をしていません。

妻の仕事の性質上、彼女はテロリスト集団と対峙し、裁判にかけることもあり、私たちは家族の安全を守るためにできる限りの予防措置をとっています。しかしどんな出版物でも、彼らの顔が表紙に載ってしまえば、私たちは子どもたちを守ることはできません。

私たちは子どもたちの写真を売ったことはありません。ソーシャルメディアも利用していませんし、写真を投稿することもありません。なぜなら、そうすることで彼らの命が危険にさらされるからです。妄想上の危険ではなく、現実世界の問題であり、現実世界の結果なのです。

何の罪もない子どもたちが狙われないようにすることの方が、広告を売ることよりも大切だということを理解していただけることを望みます。

ありがとうございます。

ジョージ・クルーニー